日本では栄養価の高い果物として定番のバナナ。でも、お国変わればバナナの意味も役割も変わるんだ! 今回は、バナナが大活躍しちゃう国のお話だよ。
1.インドでは結婚式にバナナ!
バナナってたくさん実がなる植物。だから、インドでは、バナナは豊かさや多産の象徴なんだ。結婚式では、たくさん家族が増えますように、お家が繁栄しますようにと祈りを込めて、式場の内外をバナナの幹と葉で飾り立てるんだよ。ヒンドゥー教の結婚式では、無くてはならない植物なんだって。
2.暑い国ではバナナは「実」だけじゃない!
バナナのエライところは実だけじゃないよ。葉っぱや、実が付く前のお花も大活躍するんだ。インドや東南アジアなどの暑い地方では、バナナの葉を食べ物を盛るお皿代わりにしているんだけど、これは葉っぱに殺菌作用があるからなんだ。それだけじゃなくて、その殺菌作用を利用して、怪我したときの傷口の消毒もするんだよ。お花も婦人病に効果があって、生のままサラダとかにして食べると良いんだって。日本ではなかなか手に入らないけど、暑い国へ行ったら見つかるかも。是非チャレンジしてみよう。
ところ変われば、バナナも大活躍。食べるだけじゃないバナナを、もっともっと見直してみてね。
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