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自分はどんな人? |
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こんなこと自分で言っている時点であれですが、かなりの楽天家だと思います。いつも最高のパターンを想定して行動していますし、他人からはノーテンキなやつだと良く言われます。おっちょこちょいな面もあり、人から頼まれたことをコロッと忘れてしまうことがよくあります。
学生時代はバイクにテントを積んで日本中を北に南に旅していましたので、日本の名所と言われているところはほとんど行きました。また不思議な現象や奇景に興味があり、とりあえず蜃気楼とオーロラとエアーズロックとカッパドキアは見ました。火の玉や幽霊やUFOも死ぬ前に一度は見てみたいと思っています(一度で十分です)。 |
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今、ハマっているものや趣味は? |
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ありがちですが麻雀です。学生時代にやり尽くした感がありましたが、最近また熱心にやっています。メダルゲームも作っている部署ですので、ギャンブル好きな人が多数いてメンツには困りません。大学での専門が数学でしたので人一倍確率に忠実に打っているつもりですが、一向に勝てないところを見ると私の確率の考え方が間違っているのか、はたまた確率以上のものが存在するのか・・・。麻雀の奥の深さを改めて感じています。 |
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セガを知ったきっかけは? |
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中学生の頃、テレビでセガの家庭用ゲーム機のCMを見たときか、ゲームセンターでセガ製の競馬ゲームを見たのが最初です。それ以前にもセガのゲームで遊んだことはあったのですが、「セガ」が会社名だと知らずに遊んでいました。 |
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セガに入社を決めた理由は? |
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就職面接の時に他の会社にはない独特なオーラを感じました。面接官の方の自由な感じというか、特に50才くらいのおじさんがすごくくだけたいい感じだった。固い会社は自分に会わないと思っていたし、この会社なら自分の持ち味を生かせるかもしれないと思い決めました。入社後に知りましたがこの時のおじさんは取締役の方でした。 |
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いまの職種はどんな仕事をするの? |
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1つのプロジェクト(機械)に最初から最後までかかわります。具体的には以下のとおりです。(1)アイデアの考案(どんなゲームを作ったら面白そうかを頭の中で考えたり落書きしてみたり)(2)企画書の作成(特徴や概要が大まかにわかるように書面にまとめる)(3)プレゼンテーション(会社から開発予算をもらうために偉い人に説明をする)(4)仕様書の作成(企画書レベルではわからなかったより細かな仕様を書面にまとめる)(5)製作指示(物を作り始めてから新たに発生した問題やより細かな仕様の決定や指示をする)(6)職種間の調整・スケジュール調整(職種間をまたぐ問題が発生したときの調整やスケジュール調整など)(7)ゲームバランス調整(ゲームの難易度や払出率のバランスの調整)(8)デバッグ(プログラム不具合の発見)。
それとプロジェクトとは別に日常的にマーケティングも行なっており、新技術の展示会に見学に行ったり、他社製品がロケテストを行なっていれば視察に行ったりもします。 |
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いま進行中のプロジェクトは? |
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今現在は次のプロジェクトのアイデア出しをしているところです。内容に関してはここではちょっと話せませんが、ジャンルとしてはメダルゲームです。今が企画として一番楽しい時期であると同時に一番苦しい時期でもあります。どのポイントを突いたらプレイヤーが面白いと感じてくれるか?そのポイントを最も引き出すにはどう見せたらいいか?一目見て面白そうに見えるか?など、自問自答する日々が続いています。 |
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思い出深い仕事は?(成功談や失敗談) |
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初めてメインで企画をまかされた時に、幼少のころ好きだったテレビアニメ「ヤッターマン」をモチーフにしたメダルゲームを作りました。キャラクター物ですのでゲーム内で使用するセリフもオリジナルの声優さんに取り直してもらったのですが、この音声収録に立ち会ったことが非常に思い出深いです。今現在も現役で頑張っていらっしゃる有名な声優さんに直にお会いできただけでも感動ものですが、自分が大好きだったアニメキャラクターの声が、目の前で声優さんの口から発せられるのを見てえらく感動しました。 |
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今までの仕事を経験することで得たもの |
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私も社会人になってすでに10年以上経ちました。たまに学生時代の仲間なんかと飲んだりすると最近仕事はどう?なんて話になるんですけど、結構みんな最近仕事がつまらないっていう不満が多いんですよ。そりゃ私自信もスケジュールに追われて精神的にも肉体的にもきついなあと思ったことはありますが、仕事がつまらないと思ったことないです。どんなにつらくて苦労したプロジェクトでもそれが商品となりお店にならんで、お客さまの笑顔につながった時には、俺っていい仕事しているなって思えるし、同時にかなりの充実感、満足感を得ることができます。またちょっと落ち込んだときなんかには、インターネットで自分の作ったゲームを検索して「あのゲームは面白い」なんていう記述を見つけたりすると、鬱な気分なんて吹っ飛んじゃいますよ。みんなの応援みたいなものを手に入れられた気がします(逆に「面白くない」なんてのを見つけてさらに打ちのめされることもあります・・・)。 |
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今後の目標は? |
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非常に大きな目標ですが、もっともっとメダルゲームを一般的な遊びにしたいなと考えています。ここ最近はだいぶメダルゲームの認知度も上がり遊びの一つとしてチョイスする人も増えてきましたが、まだまだ一般的な遊びとは言いがたい。ギャンブルに近いイメージがあって毛嫌いする人もいますし、お金にもならないメダルを増やして何が楽しいの?とか言う人もいます。正直もったいないなあ〜遊んでみれば面白いのに、と思います。そしてそういう人がいること自体がまだまだ私たちの力不足なのかなあと感じます。もっとたくさんの人にメダルゲームの楽しさを知ってもらえるよう、これからも面白いゲームを作って行こうと考えています。 |
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メカトロをひと言で表現すると? |
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物にたとえると「寄せ鍋」。
本当にいろんな人がいます。ある方面に突出した知識や興味を持った人がたくさんいます。そしてその突出具合が半端じゃないです。 |
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メカトロの強みと弱みは? |
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プログラマーやデザイナーだけでなく設計屋さんやハード屋さん、サウンド屋さんまで揃っているので、部内だけで機械が出来てしまうのは大きな強みです。反対にいろんな職種の方がいることによって部が大きくなりすぎて隅々までコミュニケーションが取りにくいのが弱みです。正直部内に話したことのない方が何人かいます。 |
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こんな後輩を待っています |
遊び心があって、人に楽しみを与える仕事がしたい方、ぜひいらしてください。自分の作った機械で知らない人が楽しんでくれている、さらにゲームセンターに行けば遊んでいる人の笑顔まで見られる、これってすばらしいことですよ。 |
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