HOW TO PLAY 初級編 2

初級編1は
超基本事項!
初級編2は
実際のplayだ!
光吉猛修が
体をはって教えます。
上級テクニックに
挑戦だ!

スクラッチ(SCRATCH)ってなに?
これはもうみんなおわかりだろう。

そう、あのレコードを擦ってゴキュ、ゴギュ、キュイ〜ンという
心地よい音を出すことだ!


DJテクニックで一番みんながやりたいことでしょ?
コラムにも書いてあるが、スクラッチするには
擦る元音(ネタ)を選ばないとなかなかいい音が出ない。

でも大丈夫!
CRACKIN'DJではスクラッチに最適の音色が
曲ごとにセットされている。

プレイヤーがやることはターンテーブルをこすることだけ!

では、CRACKIN'DJでのスクラッチプレイのやり方を説明しよう。

画面上から降りてくるスクラッチの指示が
タイミングバーに来たところでターンテーブルをこする。

気を付けなきゃいけないのが、スクラッチするときフェーダーは真ん中に入れておく、
ってこと。
なぜなら、 片側で曲が再生されつつ、スクラッチ音も一緒に出すわけだから。
これはスクラッチするときの基本なので忘れないように!

普通指示はかたまり(フレーズと呼ぶ)で降りてくるので、
指示のリズム通りにスクラッチすると合格ってことだ。


ここでスクラッチ指示の説明をしておこう。

これがスクラッチ指示の拡大図。
中心にあるコアと呼ばれるものがリズムを表すもので
緑色の部分がスクラッチする方向を表している。

方向とは、スクラッチするときのターンテーブルを回す方向。

左に出ているのが押しスクラッチ
(ターンテーブルを順回転にこする)で、
右に出ているのが引きスクラッチ
(ターンテーブルを逆にこする)だ。

つまり...、

こんな指示がタイミングバーに来たところで
ターンテーブルの左側辺り(下図参照)を上下上下と動かすとOK!
もちろん曲のリズムにノってこすろう。

 

とは言っても最初はとなかなか難しい。

指示は左右なのになんでスクラッチは上下なの?
とか、左が上で、右が下???
とか、曲聴いてる余裕無いよ!
などとパニックになってしまうので、

最初のうちは方向は気にせず、
とにかくスクラッチ指示があるところは
リズムにノってターンテーブルを思い切りこすろう!

このスクラッチ方向は実を言うとどちらでもOKなのだ。
ただ、方向も正しくスクラッチすると高得点が貰えるってこと。

なのでスクラッチのリズムパターンも初めはわからなくてOK。
とにかくこすってコアを消していこう。

リズムはだんだんとわかってくるようになるのでとにかくチャレンジだ。

指示の中にはコアの部分が離れているものがある。
これはリズムを表してるのだ。

このリズムがひとかたまりになってバーで繋げられたものを
フレーズと呼んでいる。

この繋げられたバーの部分でスクラッチしてしまうと失敗になってしまうので注意。

しかし、これもレベルの低い曲は ダメージも少ないので
あまり気にせずガシガシとスクラッチしていこう! 

その方が曲をクリアしやすくなる。
このフレーズも慣れてきてから狙っていこう。

フレーズバーの無いところは自由にスクラッチしてOKなので、
ここでもスクラッチしてスクラッチの感覚を覚えよう。
それがそのうちアドリブプレイに発展していくのだ!



あと、曲のレベルが上がってくると、
このように片側だけに指示がよったフレーズが出てくることがある。
これをパーフェクトに取るためには
ミュートというテクニックを使うのだが、 これは上級編で説明する。

最初はこういうところも迷わず「押して、引く!」を基本に取っていこう。
点数は低いが、曲をクリアするのには問題ないぞ。
 
もう一つ、スクラッチ指示とキューイング指示が 同時に出てきたときに、
どっちからやればいいのぉ〜と焦ってしまうことがある。

こういう場合は焦らずあわてず、スクラッチから消していこう。
キューイングはスクラッチが終わってから
ターンテーブルを回して消していこう。
最後にカットインするのを忘れずにね。


よ〜し、これで初級編は卒業だ。おめでと〜!


頭で考えるより、実際のゲームをプレイして貰う方がきっと早いのだが、
そのとき忘れちゃいけないことがある。
初めての人は迷わず「練習曲」から始めよう!

それではCRACKIN'DJマスター目指してがんばれ!