Hitmakerのスタッフによるリレーコラムです
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山浦さんから紹介に預かりました。
もと、セガロッソの阿部です。

お題は「ウチと着物」(※関西風に)だそうです。
それでは私と着物について書いてみることにします。

着物について
私は、たまに着物を着て出かけます。
着物といっても、結婚式なんかで着るような振袖とか留袖とか、訪問着などのちゃんとした着物ではありません。普段着としての着物です。
特別な日とかではなく、ちょっとお買い物とか、散歩とか。
洋服を着るのと同じぐらいの感覚で着て出かけます。

きっかけ
もともと、着物に限った話ではなく、和ものに惹かれる傾向は強かったと思います。それに、着物のおばあちゃんになりたいという野望もありました。
しかし、実際に着るようになったのは、1年前ぐらいからです。
仲良し同期のデザイナー野村さんと、原宿にある着物やさんに行ったことがきっかけでした。

それまでは、「着物、素敵…。」と思いつつも、決まり事も多そうだし敷居が高くて、しかも『着物道楽』というくらいですから、お金もかかるだろうと敬遠していました。
ところが、その原宿のお店で扱っていたアンティーク着物が、今まで二の足を踏んでいた理由を、きれいさっぱり払拭してしまったのです。
アンティーク着物というのは、いってみれば古着のことです。
正確には時代ごとに分類が違ったような気がするのですが、江戸時代から、大正・明治・昭和初期あたりに着られていたような着物のことを指すと思います。

古着ゆえに、かなり安く手に入ります。
(私の持っている一番安い着物はおそらく1000円ぐらい)
それに、色も柄も今ではあまりないような大胆な物が多いです。

そんなアンティーク着物の「安さ」と「かわいさ」にメロメロになったことが、私の着物生活の始まりでした。

それから
その後は、かなり自己流でですが、着付けも覚えました。
着る回数が大事!といろんなところに出かけてみました。
映画に散歩、買い物、食事、友達のお別れ会など、機会を見つけては(作っては?)着物を着て出かける日々が続きます。

物欲のほうもモリモリと膨らんでいき、
夏物のフェアがあれば、大量に夏物を購入、
秋になれば、袷の着物。
冬になれば羽織がほしくなり、コートも長手袋もほしいなぁと。

都内の着物やさんを巡っては、買い物。
ネットオークションでも買い物。
手持ちの着物を着々と増やしていきます。
(…。安いから大丈夫な気がしていましたが、振り返ってみるとだいぶたくさん買い物をしたみたいです。)

最近
最近は、一通り必要なものは買い揃えたため、物欲は一段落して、よっぽど運命の出会いでもしない限りは、衝動買いも抑えられるようになりました。
物欲とともに私の着物熱も多少落ち着いてきて、そういえば今年になってからあまり着物着てないような…。
きっと着物は私の中のブームを通り越して、日常になったのでしょう。

飽きたわけではないのです。
ちょっと他のことにも興味があるだけのこと。
ジャンベとか、筋トレとか、フラメンコとか。ネイルとか。ダーツとか。プロレスとか。映画とか。ゲームとか…。
手広げすぎ?
そして統一感なさすぎ?

しょうがないですよね。
世の中には面白いものがいっぱいありますものね。

まとめ
とにかく着物生活。
あまり良さを伝えきれなかった気がしますが、やってみれば、いつもとちょっと違った日常が送れること間違いなしです。
そして楽しいです。
興味がある方は是非!

次回予告
次回は、同期のプログラマー近藤君にお願いしたいと思います。
お題は「大阪とうどんとコンピューター」で。
きっと近藤君ならこんなまとまりのないお題でも、見事にまとめ上げてくれるはず。
どうぞよろしく。



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■阿部奈々子(プログラマー)
紅一点(ホントは3人いるけど)のプログラマー、阿部さんでございます。入社二年目。大学中退後に専門学校に進学しているため、同期のなかではアネゴキャラで通っているらしい。しかも、私物のGBAに昇り龍の彫り物が入っているのだが、実は背中にも同じ柄の彫り物が……(真相は不明)。
最近はジャンベとフラメンコとジム通いに夢中。ほえー。

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