2003/9/30
これまで、何度頼まれても、上司に命令されようとも断り続けていたコラムがついに回ってきた。今回ばかりは逃げられないかも知れない。
「WEB番長」からのメールには、有無を言わせない雰囲気がひしひしと滲み出ている。
大体、私は文章を書くのが苦手なのである。大嫌いなのである。
あまりにも嫌いなので断りの返事を書くのも私には苦痛なのだ。
思えば昔から私は作文というものが苦手であった。
小、中学生の時分、毎年8月31日は宿題の読書感想文を書く日に費やされていた。
いや、正確には母親が私に読書感想文を書かせようとしていた日、ということになろうか。
何故ならば、結局感想文を書いた事はほとんど無かったのだから。
コラムの締め切りは…10/3か。ああいやだ。
それまでになんとか断わる言い訳を考え付けばよいが。
言い訳を思いついたらメモを取っておくことにしよう。
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2003/10/1
なんとか、うまい言い訳でコラムから逃れようと、断り方を考えてみる。
1)すっとぼけてみる
「え、コラム?聞いてないっすよ。
そんなわけでカンベン。」
2)健康のせいにしてみる
「コラムですかぁ。すいません、コラムは医者に止められてまして。
そんなわけでカンベン。」
3)忙しそうにしてみる
「いやー、忙しくて忙しくて。飯も噛まずに飲み込んでるくらいですよ。
そんなわけでカンベン。」
4)根本から覆してみる
「だいたい、僕のコラムなんて、読みたい人がいるわけないでしょ?
そんなわけでカンベン。」
5)とりあえずキレてみる
「なに〜!コラムだと!この俺様にコラムを書けというのか!
そんなわけでカンベン。」
6)よくわからなくなってみる
「あー、コラムかぁ。コラムは僕にはdさf;lsfんうぇfk;cぃv
そんなわけでカンベン。」
うーむ。。。
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2003/10/2
いかん、これではダメそうだ。もっと、論理的に攻めてみるか。
うむ、その方が知性溢れる私に相応しいモノの断わり方といえよう。
問題は私がコラムを書くか、書かないか、この2つである。
ここで、
・私がコラムを書く場合…(A)
・コラムを書かない場合…(B)
として、
事象(A)における欠点、事象(B)における利点を証明すれば良い事となる。
おお、いい感じ。なんか論理的だ。
それぞれ、の事象において、
・(A)の欠点 私は文章を書くのが苦痛である
・(B)の利点 私は文章を書かない方が楽だ
である。
うむ。なんか多少自分勝手な気もするが、論理的なのでオーケーだ。
しかし、
・(A)の利点 あと、数年はコラムに怯えなくてすむ
・(B)の欠点 うるせぇ、書けコノヤロー
となるので、
あれれ?
結論
・私はコラムを書かなくてはならない。
ダメじゃん。
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2003/10/3
うえーん、締め切りになってしまった。コラムなんか書けないよぉ。
しかたがない、どれだけ書きたくないか、このメモを見せれば心優しい「WEB番長」の事だ、分かってくれるに違いない。
なんとか書かずに済ませてください。お願いします。
私の次はきっと兵井君がお題「オンラインゲーム三昧」で書いてくれる筈ですので。
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