Hitmakerのスタッフによるリレーコラムです


みなさん、はじめまして。こんにちは。
クールで温和な新人デザイナーの岸本智です。

今回は山田ジョージから「やっぱ少年ジャンプだろ?」というお題をいただきまして。
なんというか、少年ジャンプは大好きというか、ジャンプコミックスを持っていたら「似合いすぎ」といわれたというか、ほんとにジャンプっ子なわけです。が、いざ大好きな週刊少年ジャンプについて語れって言われるとかなり困りますね。

なんでそんなに週刊少年ジャンプが好きなのか?
これを機に自分と週刊少年ジャンプについて改めて考えてみようと思います。

僕とジャンプの出会いというのは意外と遅く、小学校中学年から高学年くらいだったように思います。当時は親がすごく厳しくて、「勉強しなくなるからマンガはダメ!」とかいう今思えばなんじゃそりゃ!?という理由でマンガそのものを読ませてもらえなかったのですが、ある日友達の家で週刊少年ジャンプを見つけ、大好きなアニメだった(アニメはぎりぎり見せてもらえてた。)ドラゴンボールが連載されている雑誌ということで読み始めたわけです。(その後も月200円のおこづかいでは手が出せず購読はしない。)

やっぱ週刊少年ジャンプといえばドラゴンボールです。これはかなり読んだし、映画もほとんど見たし、描きまくりました。ちなみに週刊少年ジャンプを読み始めたときちょうどベジータとナッパが地球にきたときくらいで、ベジータは悟空の弟でナッパはお父さんかと思っていました。
で、ドラゴンボールの何がいいのか?
理由はいろいろあると思います。冒険心をくすぐる、とか、絵がうまい、とか、話が面白い、とか。でもここは声を大にしていいたい。やっぱり最高なのは悟空の強さです。それこそがドラゴンボールの魅力です。めちゃくちゃ強い悟空がみんな大好きだったんです。天下一武道会でやっとの思いで優勝するのもいいけど、チャパ王とかパンプットとか、わりと名のある格闘家をを一撃であっさり倒すのがいいんです。ベジータとの激闘のすえ負けちゃうより、全宇宙の中でもかなり強いギニュー特戦隊を涼しい顔して倒しちゃうところがいいんです。寄生獣で一番好きなシーンは新一が100M走で10秒5を出してみんなも先生もびっくり、というシーンっていうくらい強い主人公が好きなんです。

なんかだんだん話がそれてしまっているようですが、ようは、週刊少年ジャンプの主人公は強い!ここです。ある意味週刊少年ジャンプのマンガは方程式が決まっているというか単純というか、な部分があります。でもそのぶん主人公の強さを何の障害もなしに感じることができる。何も考えずに楽しめる。それが週刊少年ジャンプの魅力ではないでしょうか。

こんな平平凡凡なオチになってしまいましたが、自分のおこちゃまぶりを露呈してしまったところで次は同じ新人デザイナーで、僕なんかよりもずっとクールで温和でバーチャ・ジャンキーな伊藤一磨君に「バーチャファイターと僕」というタイトルで熱く語ってもらいましょう。


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■岸本 智(デザイナー)
ハイハイ、今回も新人さん。デザイナー岸本君です。
学生時代は"情報デザイン"つーものを勉強していたそうだが、"情報デザイン"について聞いてみると「自分でも良くわかんないっす。自分メタラーっすから。」とのこと。なんだそれ?
で、この写真はさわやかそう?に見えるんだけど、社員証の写真はバリバリのキンパツだったりする。その理由を聞いてみると「店舗研修で怒られて黒くしたっす。でも、自分、今でも心はメタラーっすから」だとさ(一部脚色アリ)。
注)メタラー=ヘヴィメタ好きの人

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