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頭文字K 大鳥居最速伝説?
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第3回 『碓氷』攻略の巻 >> 

 第4回 『赤城』攻略の巻

そろそろ「このコーナーを読んで頭文字Dデビューを果たしました」ってお便りが届いていないかなぁと思う今日この頃。みなさんこんにちは。頭文字D初心者の頭文字Kです。

Ver.3からはじめる初心者が人並み、さらにはそれ以上のテクニックを身につけてもらおうと、頭文字D初心者の頭文字Kが開発2トップ、鬼親方の”あらちゅう”、やさしい兄貴分の”マッツー”をコーチにむかえ、公道最速伝説のクリアを目指します!



今回は遂に公道デビュー!前回、前々回の『妙義』『碓氷』はゲーム内オリジナルの周回コースだったけれど、ここから先はいよいよ実在の峠道を再現したコースでのバトルとなる。
コース難易度も上級者用。難易度は一気に急上昇!!

いよいよ赤城。バトル前に軽く赤城のポイントを説明。
 マッツー 「今回のコースからは、実際の峠を再現したコースだから、ちょっと難易度はあがっているよ。
上りも下りもスタートしてすぐに連続ヘアピンがくるからね。落ち着いて、最初のヘアピンはしっかり減速して進入するんだ。
まあ、道幅も広いし、今までのことをしっかり思い出して走れば大丈夫!」

 あらちゅう 「赤城の最初の奴らは、原作どおりかなりいい感じで仕上がっているからなぁ。
負けるとかなりむかつくと思うぞ。」

赤城の最初のライバルは『東京からきた2人』。
原作中から名前もない嫌味な二人組ですが、”あらちゅう”のコメントのとおり、嫌味なキャラとして、しっかり再現されています。

今作でもムカツキ度トップクラスの彼ら。嫌な部分もしっかり再現。






呆れ気味で一服しに行くあらちゅう。
レースの結果は?って、ほら、コースの難易度も一気に高くなっている訳だしさ、いきなりで勝つのは難しいですよ。きっと・・・。

 あらちゅう 「おいおい!相変わらずダメだなぁ!コーナーに対する基礎がなってねぇ!
ちょっと一服してくるから、その間に”こいつら”くらいはビシッとクリアしとけよ!!」

 マッツー 「まだ巧く『スローイン、ファストアウト』が実践できていないようだね。ブレーキを踏んでいるときにハンドルを切ってもあんまり効果がないんだよね。
初心者に多いんだけど、コーナーの途中でスピードが速すぎと思ってハンドルを切りながらブレーキを踏んでいるって状態だともう手遅れなんだよ。」

原作で拓海がエンジンブローした赤城・標高1200m地点。


いやいや、あらちゅうが休憩から戻ってくる前になんとしても、ここはクリアしておきたいですね。

 マッツー 「『東京から来た2人』は、前半速くておいてかれちゃうかも知れないけど、諦めずにガンバロウ!彼らは後半ペースが落ちてくるからね。」

”あらちゅう”の厳しい一言と、”マッツー”の的確な解説のおかげでクリア!!最後の方は結構余裕だったかなぁ。
妙義や碓氷にはなかった連続したヘアピンをうまく切り抜けた時の感覚はいままでのコースでは体験できない快感かも。結構気持ちいいもんですね。

また、原作で登場したワンカットのネタなんかもしっかり再現されているのはうれしいですね。




赤城での2戦目は、初のレインバトル。
雨って事で、滑りやすいステージっていう理屈はわかるけど、感覚としてどうも掴めずオーバースピードでコーナーに入ってしまったり、減速しても今度はハンドルを切り過ぎてインに突っ込んだりとクルマをうまく制御できずに苦闘の連続。

お世話になりっぱなしだけど、丁寧に教えてくれます。
 マッツー 「う〜ん、まずは雨の感覚を覚えるところからかな。
雨とはいっても注意するところは晴れのときと一緒だからね。最初はタイムアタックで走行に慣れるのもいいかも知れないな。」

慣れてしまえば、意外に「賢太」もたいしたことがありませんでしたね。

壁への接触はまだまだ甘くて多々ぶつかってしまいますが、この辺りのレベルではライバルというより、しっかり走れるようになれば勝てるのかな。

赤城コースには、個人的に”ムカツク”キャラが多い(笑) 『東京から来た2人』もだけど『賢太』も個人的にかなりムカツキます。キー!!




何度この画面を目にしたことか・・・
赤城最後のライバル高橋啓介。
天才的なドライビングテクニックと、そのイケメンで読者からの人気も非常に高いキャラ。

はじめての啓介戦は第一区間こそFDのお尻が見えていたものの、第二区間に入るとあっという間に画面から消えてしまいそのあとは、二度と彼の車が画面に現れることがありません。
絶望的な差をつけられた初戦は、もはや言葉も出ませんでした。

その後も何度かトライし、コースの感覚を自分なりに掴んで差は縮まるものの、先着できません!!

  マッツー 「啓介はやっぱ速いでしょ。
え?コツ?そうだなぁ、操作にはずいぶん慣れてきたみたいだから、じゃあコースのポイントを・・・。1つ目のポイントはココ。第3セクション入ってすぐの右ヘアピン。ここは覚えていてもスピードが乗ってぶつかりやすいところだからね。ここをキレイに抜けられれば啓介に離されないでついていけるかもね。2つ目ココ、最後の連続ヘアピン。ココは高速のヘアピンだから差がつきやすいんだ。ぶつかりそうになったらアクセルを戻す感じで車の姿勢をコントロールして抜けられるようになると、啓介を抜き去ることができるようになるんじゃないかと思うんだ。熱くなりすぎずに、今までのことをよく思い出して丁寧な走りをすればきっと勝てるよ。」

終盤の連続する高速ヘアピン 一つ目のポイントとなるヘアピン

 あらちゅう 「まぁ、この程度のところを切り抜けられないようじゃ、この先は問題外だな!!」

苦労の末、ようやく啓介クリアー!!

追走時や、ぴったり後ろに着かれているときに、ブレーキが遅くなってしまいコーナーに突っ込み壁にぶつかり痛い目にあっていたので、そこを重点的に気をつける。

コーナリングもかなり安定してきて壁に接触する回数も減ってきた。
そして!!当初は絶対無理と思っていた高橋啓介にも見事勝利!!
「丁寧に」ってのはかなり重要だね。



苦戦しましたがなんとか「赤城制覇」。
今回はかなり上達してるんじゃない?

次は主人公拓海のホームコース「秋名」。
秋名といったらあれでしょ、「溝落とし」。
ゲーム中でもしっかり再現しているみたいなだけに、ちょっと楽しみですね。


 今週のあらちゅう&マッツードラテクアドバイス

ブレーキ中のステアリングはあまり意味がないぞ。
連続する高速ヘアピンは、ぶつかりそうになったらアクセルを戻して車の姿勢をコントロールせよ。

最新作のVer.3でも、連日驚愕の記録がUPされているインターネットランキング。
わたくし頭文字Kには、まったくもって縁のない様な記録がたたき出されています!!
そんな感じで『ランキング上位を目指しているもののタイムがなかなかあがらない!』と、お嘆きの中級以上の皆さんに『あらちゅう』、『マッツー』からワンポイントアドバイス!

 あらちゅう
いくら壁にぶつかるなって言ったって、あんまりブレーキ踏んでるようじゃダメだな。
ステアリングを限界まで切って曲がるべし!!

 マッツー
タイム短縮を目指すなら、まずはコースレイアウトを覚えよう。壁に接触するようならまだまだだね。
コースのポイントは3セク進入直後のヘアピンだ。

 

(C) しげの秀一/講談社
(C) SEGA ROSSO/SEGA, 2004
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