ヒットメーカーのサウンドチームが使用している機材を紹介! 思い入れのある物や便利物などいろいろ紹介していくのでお楽しみに!将来サウンドクリエーターを目指している人にも参考になるかもね?
ヒットメーカーサウンドチームの使用機材を紹介!!
Vol.01:光吉猛修 編
Vol.01/光吉猛修の「
On The Equipments
」
さんぺー
を御覧の皆さん、
ボンジュール!
光吉猛修
です。
今週から新たに新コーナーがオープン!
お題は「機材紹介」でございます。
普段我々が使っている楽器って、一体どんなものなんだろう?と言う御要望があったのと前々から目次はあったけど内容が無かった、と言う事で私、光吉が先陣を切らせて頂きます。
合い言葉は「
分かる人には成る程な、分からん人には何だろな
」
こちらを掲げつつ、それでは、始まり始まり〜。もうすでに息切れ気味。
■DAT&MD&CD
今や、我々の仕事にはなくてはならない、この三種の神器。
特にMDは、このダブルデッキタイプって出回っていないそうです。
音素材とかのコピーにかなり大活躍。
井関嬢
も、辞めて始めてわかったMDダブルデッキのありがたさ、と申しておりました。
■EX5R,SC8850,S6000
いきなり楽器三連発です。
まずは一番上にある
YAMAHA EX5R
。
これは、今は亡き(
死んでないって
)
TAI-HEY
氏の忘れ形見(
だから死んでなって、ロッソに居るって
)。シンセリード系の音は結構良い音入ってます。
DJ2の「Could Be」イントロのシンセメロ
はこちらの楽器ですね。
次が
Roland SC-8850
。
このサウンドキャンバスシリーズはとにかく使い勝手が良いと言いますか、あんまり細かい事を考えなくてもそれなりの音がポーンと出てしまうのが、凄い所だと思っております。
こちらの楽器には、
作曲する上で一番大事な、レコーディングする時のクリック音
(カウベル)を任せています。これがないと、拍子が取れませんからねー。後、ベースの音が結構使えたりして、重宝してます。
下段は、白亜のサンプラー、
AKAI S6000
。
現段階のSシリーズでは最高峰機種です。ヒットメーカーに移る際に、我がまま言って買ってもらいました。その甲斐あって、
DJ2の素材、WCCFのオーケストラ
と幅広く使える憎い奴です。
何よりもAKAIのサンプラーは入社してからの付き合いですから使い勝手もGood。しかもMacでS6000をコントロール出来るソフトもあってかなり使いやすくなりました。
ちなみに右横に見切れてるのは
My水筒
です。
麦茶入り
。
■Power Macintosh G4 1.25GHz Dual
これもなくては仕事が出来ない機材の一つ。
つい先日、レンタルが切れたので新しいマックに切り替えました。
もー、早い早い。私が映り込んでいるミラードライブもイカス! しかし!
時々、物凄い音をたてて排気するみたいです。最近は音に慣れたのと、それ以上にうるさいフロアのファンの音で気にならなくなったものの、仕事中「ウオォォォオオン!」と唸られるとちょっとビビります。
ちなみに右下にさり気なく写ってるのが
My次男
です。
暴れん棒
副将軍
!!
■JV-2080,Triton-Rack
最近、最も使用率の高い楽器の二つです。
まずは
Roland JV-2080
とにかく音色数がハンパではありません。何せオプションのエクスパンションボードを搭載出来るだけしてますから、何が来ても恐くない状態です。特に最近は
Virtual On Marzの仕事で効果音何か
を作るのに、この楽器を使う事が多くなってきています。個人的にはマーカスミラーの音の入ったチョッパーベースの音なんて結構使ってます。
その下が
KORG TRITON Rack
これも音色数で言ったら、JVと良い勝負です。こちらも載せられるだけオプションボードを搭載させているので、グッと来る音色満載です。Tritonはその一世代前の機種Trinityから続けて使っていまして、特筆は
本物と見まがう位のリードギターの音
ですね。これを後に御紹介するKX5で弾いたひにゃ、気分はギタリストです。
■KX5
H.のライブではすっかりお馴染みになりました、この
YAMAHA KX5
。
実はこれ、師匠のものなんです。私も色違いのKX5を持っているのですが、ちょっと壊れてまして、修理に出すまで師匠から借りている状況です。我がKX5の師(自称)チックコリア大先生が軽やかに弾いていたのを見たその日から、このKX5にぞっこんでした。そしてかれこれ学生の時分から使っていますから、もう
10年以上の付き合い
ですねー、この機種とは。しかも、一度もモデルチェンジしてない所が凄いです。
■O1V
私のメインミキサー、
YAMAHA O1V
です。
こちらも何かと使い勝手の良いミキサーでして、
トップネタでリバーブかかった
のもこのミキサーです。家でも同じの持ってるので。ミキサーの奥の方に
師匠
に似てる何かが写ってますが
気にしないように。
多分、心霊写真なんで。
■QuadraVerb,Zoom,V77,Mackie
上の薄い三枚はすべてエフェクターです。つまりバイオにリバーブをかけてくれる(まだ言ってる)様なもの達です。
Alesis QuadraVerb
は、リバーブが綺麗にかかるので、それ系の音にしたい時に、その下の
Zoom
はギター系の音色を作る時に良く使っています。これは井関嬢が使っていたものを拝借しました。
ちゃんと使ってるよー、井関さーん!
でその下、
SONY V77。
これは二研時代から使っていまして、沢山のエフェクトが入っているのでかなり重宝しましたので移籍の際にも購入しました。
で、一番下にデンと構えているのがセカンドカーならぬセカンドミキサー
Mackie
ですねー。
こちらには先程御紹介したO1Vからこぼれた回線を引っ張ってきています。つまり16chじゃ足りないって事ですね。何ともコストパフォーマンス悪くてすみません。ちなみにこれは
TAI-HEY
氏のお下がりです。
■RD-600
メインキーボードです。88鍵あります。やはり基本的にはピアノ弾きだと思ってますのでフルスケール&重鍵盤じゃないと、何か気分出ないんですよね。周りのみんなは軽い方が良いって言ってますが、私は断然ピアノタッチです。まあ、
指の筋肉を鍛える
為っていう意味も含めています。
■TANNOY
このメーカーのスピーカーは始めて使ったのですが、今や、これが私のリファレンススピーカーとなっています。結構気に入ってますよ。
■スーパーチビ
かーわいいでしょー。これトランペット、しかもおもちゃじゃないんですよ。れっきとしたトランペットです。どうしても管楽器がやりたくて、9年前の12月に衝動買いしてしまいました。二研の頃は昼休みに近くの公園で良く練習してました。いつか
H.のライブで福ちゃんとホーンセクション
出来たらいいすね。かなり足引っ張ると思うけど。
■ギター
こちら、記念の品です。でもバリバリ現役で使ってます。ヒットメーカーから移る時に
二研のサウンドの皆さん
に送別会をしてもらったのですが、その時に頂いた寄せ書き付きエレキです。いやー、嬉しかったなーホント。で、このギター実は
DJ2の「Innermost Soul」って曲のメロ
で使ってます。頑張って弾きました。かなり継ぎはぎしましたけど。
■OctaPad&六角レンチ
だんだん、使ってる機材から離れている様な気がしますが、ここまで来たらエーイって感じでこちらも御紹介。H.のライブできんさんや福ちゃんが叩いていた
Roland OctaPad
の
スタンドとそれを固定するレンチです。で、
持ち主は
きんさん
です。ちゃんと保管してますよー。
以上、光吉の機材紹介でした。
いかがだったでしょうか?数は多いですが、結構、誰かが持っていたものをそのまま使っていたりして、無駄のない様にはやってるつもりなんです、これでも。
さあ、ここから作り出される光吉サウンド。これからも御期待下さい!最後まで読んで頂いてありがとうございました!See Ya!!
2002/12/11 光吉猛修