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俺の名はじうべい。(jiubei)
古き書物に記される「ニツポン」をこよなく愛するハンターだ。
正確にはたった今ハンターになったばかりだ。
俺もそろそろ独り立ちしなければならない歳。
親に寄生するのもそろそろあんばいが悪い。
そう思い今日付けでハンターになった。そう。生活するためだ。
ついでにパイオニアの人達を探す。
あくまで主役は俺で、生きるのも俺。
故に行方不明の捜索はついでだ。誰にも文句は言われないはずだ。

見たことがるような無いような総統直々に言葉を賜り、俺の生活・・いや冒険が始まる。
メセタがなければ飯も食えん。ガンガン稼ぐぞ!
肉が食いたいな。まずは肉だ!
そうして俺はラグオルの大地に降り立った。

小鳥のさえずり。風の感触。心地よい大地のにおい。ああ、生きている感じがする。すばらしきかな若さ!
草木の色彩。木漏れ日のまぶしさ。コンテナ。・・・・・・コンテナ?なんだこの箱は・・?ふと我に返ってみるとそこには鉄の箱が置いてある。
なんらためらい無く拳で割ってみるとなんと中からメセタが!!
おお!!!
防具が!!おお!!!武器が!おお!!!なんて事だ!こりゃコレだけで生活がなりたつ!!タダ!
タダだ!無料だ!拾って売って預けて幸せ!・・しかし、そこは「ニツポン」の「サムライ」の生き方をしている俺。
地べたに落ちているものを他人様に売るなぞできぬ。
そう、俺はハンターだ!狩で生きる!!!

鼻歌まじりで散歩していると突然地面からデカイ動物が!
なんじゃこりゃ!うおお!襲ってた!!!!
こ、こえええ!!うああ!!でや!おりゃ!うわああ!
・・・勝った・・・。ふう。持っていたモノメイト全部
使ってしまったが楽勝で勝てた。んと・・「ブーマ」?ブーマ、ブーマか。こいつは。嫌だなあ英語調文字。
俺は「ニツポン」の生き方が好きだ。
「ニツポン」という国では全て漢字で用いられる。と、聞く。
だからほんとはモノメイトも物命度と言いたい位だ。
しかしそれでは店で通じないので英語調で言う。やだ。
そういうわけでこの、ブーマとかいう獣も俺の中で「デカモグラ」と名づけよう。そのとき・・・

後ろに殺気を感じた俺はとっさに身構え、後ろを振り向いた!
そこには俺の2,3倍はあるかのような化け物がいた!
うわ!マジこええ!!!なんだこれ!?なんだこれ!?
じっと見つめる俺。
のしのし俺の周りをまわる化け物。
5分経過。
俺の周りをずっとまわっている。俺もじっと見ている。
うーん。かわいいじゃないか。
もともと俺ぁ動物に好かれるんだよなあ。はは。
後ろを向いたとたん頭からガリっとやられた。

さっそく拳で秒殺した。
なんて恐ろしい所だ。こんな化け物がひっきりなしか。
ちなみにこいつは・・・えと・・。
サベージウルフ?さべーじうるふぅ??いいづらいなあ・・サベージ?じゃあ「照れ狼」で。

びっくりした。恐れ入った。ペンギンだ!!ペンギンが空から降ってきた!!ペンギンだ!!!かわいい!!なでよう!抱きつこう!ほおづりしちゃうぞ!と同時にペンギンのクチバシが俺の急所に。クリティカルだ!!
殺す!!殺した。というか、倒した・・。なんと言う星だ。すべての化け物は俺に敵意をもっている・・。・・。
何か巨大な悪の意思を感じる・・。ん・・?
なんだこのペンギン。体がなくならないぞ。
えと・・・「ラッピー」か。ふむ。よく考えたら空飛ぶペンギン。
すごい!もはや飛べない鳥なんて言えない!!何てことだ!!!!飛べる鳥だ!普通だ!!
じゃあ「普通の鳥」で。名前じゃないな・・。
解りづらいが・・まあ俺しか言わないし俺の頭に解るモノであればいいだろう。

ざっと歩き、幾多の敵を倒していった俺。
心なしかレベルアップしている気がする。
それにしても色々な動物がいる。
竹とんぼ(モスマント)やイチヂク(モネスト)。ゴデカモグラ(ゴブーマ)。
もう他人には何と戦っているか解らないような状態だ。
「俺昨日さあ、普通の鳥倒したあと突然デカモグラ3体でてきてさあ、竹とんぼいるの忘れててイチヂクを先に倒したよ」
バカ丸出しだ。絶対他人には俺の命名した名前言わないでおこう。

そうこうしているうちに転送装置を見つけた。
違うとこにいけるらしい。
カンだがそこにはメセタのにおいがする。
俺のカンはよく当たる。天気も1/2の確立で当てられるくらいだ。そんなわけでGO!!!

雨が降り、うっそうとしたつるや苔。
太陽の姿も見えない・・さっきとはまるで違う場所だ。
移動したから違う。
場所なのは当たり前なんだけどさ。
もちまえの力と明るさでサクサク進んでいるとまた少しちがう・・
デカモグラに遭遇した。
こいつ種類おおいなあ。「デカモグラ」「ゴデカモグラ」「ジデカモグラ」(ジゴブーマ)。親戚かな。
俺に置き換えたら「じうべい」「ごじうべい」「じごじうべい」新しいカップラーメンみたいだ。

メセタもなかなか集まり、獣からとった武器や防具も懐に入ってきた。いい感じだ。
俺の生活もなかなかにうるおってきている。
そんなときだった・・。

どすーーーーーーーーん。 うえからとんでもない化け物が降ってきた!!な、な、な!!シャレならん!!
でっけーーゴリラが空から降ってきた!!
でかいゴリラの強烈な一発で俺はメディカルセンター送りにされた。

「たいへんな目にあってしまいましたね。二度と、こんなこと ないように、がんばってくださいね。」
ありがとうセクシー美女。それにしてもあんな化け物もいたとは・・・。ていうかね。
メセタが全部なくなった。
・・・。あのゴリラ!!
俺のメセタを盗ったのか!?
昔はサルも人の弁当を盗ったことがあると聞く。く!!
リベンジだ!!

数多の敵を殴り倒し、俺は今一度ゴリラに復讐に向かう。
たかが動物ごときが!俺の生活の妨げになるならばチリにしてくれる!!
ゴリラ確認!これより抹殺開始!!!

「たいへんな目にあってしまいましたね。二度と、こんなこと ないように、がんばってくださいね。」
恩に着るよプリティガール。
また死んだよ。いや、死んではいない。
ごっついケガは負ったが、生きているからここにいる。
誰が運んでくれたんだろう。総統?グッジョブ!

ところで・・・・。今の今まで「素手」で戦っていた事に気づいていただろうか?
みなさん。セイバーとかいう西洋かぶれの武器は支給されたものの、俺は「ニツポン」魂を継ぐ男。
英語調の武器を使うくらいなら
男の拳で生きる。どうやらそんな事も言ってられないようだ。
イヤダイヤダで通る世の中じゃいってわけだ。
俺は大人。潔く武器をつかおう。そんなわけでさらにリベンジ!
さっきからかなり英語を使ってるがそこは愛嬌。

一歩一歩進むごとに心臓が高鳴っていくのが解る。
2度も敗れた。ゴリラに。ウホウホ言ってる奴に。
俺はもう負けれない。
「ニツポン」の「サムライ」として。
3度の敗北は許されない。
3度目の正直。
仏の顔も三度まで。
三度の飯より猫が好き。

ゴリラだ!俺は手にしたセイバーを勢いよく振る!
がつっ!がつっ!がしゃああん!←これは俺が攻撃を食らった音。
お互い防御無視の殴り合い!
男とゴリラの命を賭けた戦い!
誰の邪魔も入ることが許され
ない神聖なる時間。
血が、汗が、毛が、タンが、そして、男の意地が!!
その空間で炸裂する!!
・・・・勝った・・・・。
勝ったぞ・・!俺は・・勝った・・!!!
さあ先にすすもう。