セントラルドーム地下機密研究所(俗に坑道と呼ばれるエリア)調査の際に発見されたメッセージパックについて報告する。
これまでハンターズの調査により、セントラルドーム周辺から古(いにしえ)の宇宙船に向かう途中に設置されたメッセージパックが発見したが、それらはレッドリング=リコが残した事が周知の事実である事は言うまでもない。
今回発見されたメッセージパックは数多くの疑問点があり内容についても現時点では不明である。
対象はハンターズが破壊したバランゾの残がいからパッケージングされていない状態で発見、物欲の固まりであるハンターズに回収されなかったことは幸いである。
保存状態は極めて良好。
内容について現時点確認できる事はパイオニア1外宇宙派遣軍隊の第2フロウウェン師団に所属する士官が遺したものだと推測。恐らく全滅が全滅の際、後続部隊に連絡事項等を記録しておくためのメッセージパックを使用した物だと思われるが、確認された内容は伝達ではなく遺言だと考えるのが妥当。
しかし遺言とは捉え難い部分も多く、一部は理解することすら容易ではない。
現地でこれ以上の判断は困難、今後の調査は本部が引き継いで行う、更なる調査で内容の詳細が判明されると期待している。
我々調査本隊は今後も調査を継続、定期的に報告を行うが何もなければ予定通りの日程にて帰還。
メッセージパックについて今後の調査、公開、処分等の措置は通常通りハウラー将軍に一任する。
なお、内容については複製によるデータ漏洩を防ぐため書面で伝えることとする
WORKS第2ラグオル調査班より
第34回定期報告
回答
持ち帰ることなく現地で破壊せよ
この報告について今後一切の口外を禁止する
レオ=ハウラー |