Hitmakerのスタッフによるリレーコラムです
HHP



『お題は「僕の夏休み2」。』

ついに回ってきた死の宣告・コラム。ある種の迷惑メールです。今日中に書かないと広報のS氏に魂を取られるとか聞いたことがあるようなないような。なので率先して書いております。ついに回ってきちゃったか、コラム。。。

とはいっても、別に文章を書くのが苦手というわけではありません。むしろ書くことは好きです。学生の頃は国語の感想文なんか、スラスラっと書いてました。裏技を駆使するので。
と、ちょうどこのコラムが掲載されるのが29日。夏休み中、健全にゲームをやっていたせいで宿題の山に埋もれて窒息しそうな全国小学生諸君のために、読書感想文を書くときの秘儀をちょこっとだけ伝授しましょう。

1)作品を誉めてみる
「ついに回ってきた死の宣告・コラム。」
ぼくははこのひょうげんがとてもすばらしいと思いました。
ちょしゃがどれだけコラムを書きたくないか、ひしひしと伝わってきます。

という感じです。ワンポイントアドバイス、マメに改行しましょう。かなり字数を稼げます。

2)自分と比べてみる
「ついに回ってきた死の宣告・コラム。」
ぼくはすごくこの気持ちがわかります。
ぼくもコラムが回ってきたら目が回ります。

という感じです。どうでもいいダジャレで先生にアピールしましょう。あと、マメに改行しましょう。ただしやりすぎは禁物ですのでほどほどに。

3)既に出てきた言葉を何回も使う。
「ついに回ってきた死の宣告・コラム。」
とはいってもその、
「ついに回ってきた死の宣告・コラム。」
は書かないといけないものなのだ。

と、こうすると2倍、3倍と字数が埋まっていきます。ただし、あまりくどくやると明らかにバレバレなので程よく使用しましょう。

話がすっかりそれてしまいましたが、(と書くのも秘儀だったりする)
ようやく自己紹介です。
今、全米が震撼したとかしないとか言われている「アヴァロンの鍵」で鍵とかを作っているつきしまです。ちなみにゲームの中でみんなが持っている鍵はポリゴン少ないのできっとニセモノです。
「アヴァロンの鍵」をまだやったことがないという方のために軽く説明させていただくと、「アヴァロンの鍵」とはもともと「タグ・バトラー」という名でして、その名の通り「追いかけっこ」のゲームです。何を追いかけるのかというと「鍵」を追いかけるのです。
それを「ボードゲーム」上で、しかも本物の「トレーディング・カード」を使ってやろうという知的で、前衛的で、画期的で、実にヒットメーカーらしいゲームなのです。(と、自分で言ってて恥ずかしい)
うれしいことに1プレイごとに1枚カードが払い出されます。封を開けるあの緊張感は最高です。子供の頃はガンダムのカードでドキドキしたし、いくつになってもあの瞬間はわくわくします。
封を開けて「またジャ○プーかよ!」とげんなりするか、良い夢見られるかは運次第。
全国で稼働中なので、もし見かけたら是非一度プレーしてみてくださいな。

あと、初心者の方が覚えていたら良い標語をいくつか。
「蟻さんが たくさん出てたら 気をつけろ!」
「ポイズンに 先制つけるの わすれるな!」
「気をつけろ カメのいる場所 青マスだ!」
「エンペラー 妙にでかいぞ 190cm!」
「アサシンは 全然即死できないんだから、むしろ暗黒魔王のほうがアサシンだろ!」
「CPU おまえは絶対 人だろう!」

と、ついに回ってきたコラム。
もうコラムリレーも140を越えていたのですね。うーん、うーん・・・。
・・・どうでもいいですが、今のアヴァロンのカード総数よりも多いというのにちょっと引きます。

そういえば私のデッキにはレアリティー最高ランクOT*1・小口久雄(敬称略)が入っているのです!しかもサイン入り!!でも入手ルートは社内のレイアウト変更時にいつもある広報在庫処分市なので、つまり、ゴミとして拾いました。いいのかこれで。そんななれ初めも知らずこのカードを手にとって「おお、このカードいいじゃん(ニヤリ)」とアヴァロンのカードにはまったく興味を示さず、自分のカードにやたら反応していた小口さん、懐かしい思い出です。思い出と共に故人を・・・いや、そうじゃなくて、元ヒットメーカーボス、現セガボスをこのカードは思い出させます。アーメン。
当然残念ながらアヴァロンのカードではありませんのでこれまた当然デッキリーダーで読み込めません。読み込めるようにがんばれよハード研。
でもコレを入れておくとカード周りがよくなる気がしますが、たぶん気のせいですので本気にしないでください。
もしゲームセンターでこのOTカードを持っている人がいたらそれは私なので気軽に声を・・・決してかけないでください。(ウソ)

*1「オグチ・ティサオ」の略ではないですよ!「大鳥居の帝王」の略です。


"Favorite game"がウルティマオンラインで、"Fravorite project"がDOCなら、DOCオンラインに期待大ですな。

ついでにアヴァロンの裏テクニックを伝授しましょうグェグェ。
もともと今週コラムを担当するはずであったアヴァロンの某プログラマーさんがやっていたのをパクったのですが、白羽の矢がこっちに飛んできてしまったので、勝手に紹介します。
アヴァロンをある程度やり込んだ方なら悟ること。それは何かというと、

『スピードが命!』

いやいや別に、某女性シンガーグループの追っかけとか、そういうのではないです。
つまりはいかに素早く行動するかがキーになると言うことです。そこでおすすめしたいのがコレ!

ノック式消しゴム


もともと消しゴム付き鉛筆がオリジナルネタなのですが、そこはパクリ精神ですよ。全く同じじゃ脳がないと。
そこで私はノック式の消しゴムにしました。そしてこれは一見普通のノック式消しゴムだと思うことでしょう。でもちがうのです。実はコレ、
「太め☆タイプ」 ←これ重要!
なんです。この方が押しやすいのです。
これでタッチパネルを操作すると感度が良く、しかも画面が汚れないという!なんということを・・・コレじゃ世に言う一石二鳥というやつじゃないか。まいったぜ、ちきしょう。
そしてコレを左右で使用すれば、他の人より倍速く操作可能(予定)。あまりに操作が快適なので、ついつい隣のサテライトのパネルも操作しちゃったり!
これはもう、今すぐ買うしかありません。
本当はバインダーのおまけだとよかったんですけど、気が付いたら既にバインダーを生産していたのでダメでした。杖の形なんかしてたらかなりよかったのでしょうにねえ。しかも気が付いたら開発の人も「バインダー欲しかったら買え」という状況に・・・。
バインダーが手に入る人がうらやましいです。

はぁ、ようやくお題にたどり着きました。寮から大鳥居までの通勤より長かった気がする。
お題は「僕の夏休み2」です。某ゲームソフトの事ではありません。たぶん。
コラムの依頼が来た時、お題はどうするかということで、いうまでもなくアレがお題になるであろうと思っていたので別に何も言及しなかったのですが、アレがお題ではなかったようです。そう、アレ。あれ。アレ?グエグェ・・・。

アレというのは、私のデスクを煌びやかに飾ってくれているラバーダッキーのことです。なぜ会社の机にラバーダッキーが?とお思いになられることでしょうが、それは違うのです。だめです、全然わかっていないのです。
登山する人に「なんで山に上るの?」と聞くのと同じ事です。そこにマウンテンがあるからに決まってるでしょう!
机とPCがあるからラバーダッキーがいる、それだけのことです。あまり意味を深く追求しては駄目です。そしてなんと言ってもラバーダッキーは癒し系の最右翼なのです。

この何の悩みもないような底抜けな、天まで突き抜けるようなノー天気な表情!愛嬌たっぷりなフォルムと愛くるしいつぶらな瞳。チワワなんてこのアヒル達を前にすればただの犬・イヌ・いぬ〜。
アヒルだからお風呂に浮かぶように設計されているにもかかわらず泳げないやつがいたり!


アヒルのくせに浮き輪をつけていたり!


アヒルのくせにシュノーケルをつけてたり!

雑誌を見てると写真の片隅になぜか映りこんでいるやつがいたり!アヒルのくせに写りたがり屋。
そういえば、高級ホテルの浴槽にはアヒルが必ずいるとかいないとか。きっと世のお偉いさん方はどんなに仕事が大変でも、時代の流れをふらふらと何の気なしに漂うようなアヒルの姿をみて活力を得るのでしょう!あまりこの話、深く考えないで!

とまあ、ラバーダックは今後の日本経済、いや世界経済に大きな影響を及ぼすこと間違いないのですが、そんな愛くるしいアヒル達の中でも特に思い入れの深いダックが2羽。ん、2匹?2コ?

1つ目は留学中にユニバーサル・シティ・ウォークで購入した初ラバーダッキー。カゴに山積みになっていたせいなのか、よく見ると左まつげが一本少ないです。こういう適当さがアヒルに個性を生んですばらしいです。
2つ目はこれまたアメリカに由縁があります。あまりのかわいさにアメリカから直輸入。No1お気にのダックです!!



1977年製、今年華の26歳!すごい。お姉さんだ。アメリカに世界トップクラスのアヒルコレクターさんがいましてこの前LAタイムズ紙に掲載されていました。その方のサイトに載っていたこのアヒルちゃん。あまりのキュートさにやられてしまいました。クラシック・ダックと書かれていたこのアヒル、クラシックというだけあってもう手に入れるスベがない。どうしても欲しいのでついにはメールを出して交渉。快く了解してくれて、あれよあれよと言う間に日本に本籍を移したのです。ちなみに日本からはアヒル隊長が輸出されました。さよなら隊長。君のことは決して忘れないよ。忘れる寸前までは。
かくして取引は成功したのでした。見てるか〜い、Charlotte!

本当にラバーダック本来のゴムの香りがする純USA製。思わずくんくんと仕事中ににおっていると、周りからヘンなものを見るような視線が痛い。でもアヒルとの愛情を邪魔するまでには至らない。ふ、あまいな。
とまあ、そん所そこらにあふれている中国製チャイニーズ・ダックとは訳が違うのです。でもチャイダックも好きですよ。
そして実はこのダック、秘書として活躍中。


離席したときしっかり見張っていてくれる便利秘書ダック。

なかなか便利ものである。
当然そんな私がオープニングムービーを作ったのですから、あひるが2匹どこかに隠れています。それどころかカワイイ系モンスターがカルノ・イーノ・ローザのそれぞれに1体でてるのです。じっくり観察して見つけてみてください。じっくり観察できる=客が入っていない?いや、気のせいでしょう。よしなに。
ムービー中じゃなくとも、意外と振り返るとやつ(あひる)がいるかも。ペットにしてあげてください。

さて、長々とお付き合いいただきありがとうございました。そろそろ次の方へタスキを渡したいとおもいます。
次回はヒットメーカー影の立役者、システム開発部の川竹さん。お題は最近高知竜馬空港でおなじみの「高知県」でお願いします。
そういえば、日本で初めてお風呂にラバーダックを持ち込んだのが坂本竜馬だとか・・・。うそです。すみません。


<< BEFOR ISSUE | NEXT ISSUE >>

 
HHP
HHP
■築島 智之(デザイナー)
入社2年目のデザイナー、築島くんでございます。
新人研修を終えてすぐに「アヴァロンの鍵」チームに配属され、いきなりバリバリと仕事をこなす若手有望株。ちなみに「アヴァロン」のアドバタイズムービーも彼が1人で作ったもの。
最近、高いステレオを買ったらしく、大音量で山下達郎とかクラシックとかジャズなんかを聴いているらしい(22歳でそれはシブすぎだろ!)。
ハマッてるゲームは? の問いに対して、「いやー最近、ウルティマオフラインが面白くって」とのこと。オンラインでやれよ・・・。
HHP