Hitmakerのスタッフによるリレーコラムです


立直、一発、ツモ、タンヤオ、3暗刻、対々、清一色、ドラ8。
数え役満!!

はい、新人のトリを勤めさせていただきます関東大空組の代打ち川上でございます。
今回は神田にお話を振られ「川上直人の麻雀人生・代打ち編」です。
くだらない話をチョコチョコ語っていくので気楽に見てください。
しかし神田、ドラ24なんてどうやったら出せるんだ・・・

■出会いは突然に
俺が麻雀と出会ったのは中学の時、親父が買ってきたパソコンのゲームの中に入っていたものでした。
最初はやり方など分かるはずもなく適当に打っているだけでCPU相手に苦戦を強いられていました。この時中学3年生、麻雀の面白さはまだ俺には分からなかった。

■何かの暗号ですか?
それから数年経って高校生になった俺。教室内で何か暗号のようなものが聞こえてきます。

「リーチ、純チャン、ピンフ、ドラ2」

こいつら高校にまで来て頭おかしくなったのかと思いきや、机の上で麻雀バトルを繰り広げているではないですか。
所詮麻雀などドンジャラの延長線にあるくだらない遊びかと勘違いしていた俺にはその光景が眩しく見えた。暗号のような台詞も何かカッコいいじゃねぇか。その日俺は「麻雀入門編」の本を買い家路へと着いた。

■暗号が解けていく!
ヤツラは机の上で一体何を語っていたのか。真っ先に暗号の解読に取り掛かった。
するとどうだろう。ヤツラの言っていた暗号がスラスラと解けていくではないか。そうか、ヤツラはこのことを言っていたのかと一人で納得して就寝。エニグマもビックリです。

■そんな馬鹿な
麻雀の基本ルールを覚えた俺は友達を誘いミニ麻雀大会を開いた。俺にはこの「麻雀入門編」がある。少しは抵抗できるだろうと思っていた。しかしその自信はあっさりと打ち砕かれた。所詮はルールを覚えただけの素人が毎日打っているようなヤツに勝てるはずも無かった。その日俺は枕を濡らした。

■恐怖のドラ爆
専門学校に入った俺は週末になると友達を呼び麻雀をやっていた。この頃の俺はもう本を片手に打っている坊やでは無くなっていた。そして俺の恐怖のドラ爆劇が始まったのだ。ドラ2、ドラ4、裏ドラものってドラ6!!そう、この頃の俺はドラという麻雀の女神に好かれていた。
でもあんまり勝ってなかった。

■生殺し
HMに入社してもやはり寮の仲間と毎週麻雀を打っていた俺。昔ほどの勢いも無くなってきた俺は毎週負け続けていた。

「俺の手は跳満手、両面待ちでこの流れならいける」

そう思った俺は一萬を切りリーチをかけた。その瞬間だった。

「ロン、国士無双」

きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

あろうことか親の役満を直撃してしまったのだ。早い、早すぎる。まさかこの局面で国士をテンパイしていようとは。
結局この日の俺は惨敗だった。
■そして伝説へ
親役満を喰らった次の週。懲りずに麻雀を始めた俺がいた。
しかしこの日の俺は負ける気がしなかった。清一色、三暗刻、対々、ドラ3。
ツモれば役満−四暗刻。ロンでも数え役満の素晴らしい手が完成したのだ。

神が降りた瞬間だった。

でも上がれなかった。

そして次の局面。さっきの好手牌からは一転してクソ牌が集まってきた。やはりあの牌で上がれなかったのは相当痛い。ツキに見放されたようだ。そしてクソ牌を切り続けて4順目。俺の手牌から一枚の一萬が捨てられた瞬間・・・

「ロン、国士無双」

きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

まさか、4順目で国士!?あり得ないあり得ない!俺は戦意喪失し、お風呂へ直行。潜水艦のプラモデルをお風呂に浮かべ現実逃避していた。2週間で2回も親役満を直撃した俺はこうして伝説に名を刻んだ。

■もう麻雀なんてヤンネ
こうして俺の馬鹿な麻雀人生を語ってみたんですが、痛いキャラだね俺。んで一つ教訓、ギャンブルはやっちゃダメ。俺ギャンブル向いてない人間なのだと実感しました。

さて、まだまだ麻雀話はありますが、話の区切りも良いようなのでそろそろ次の人にバトンタッチをしたいと思います。

戦略事業推進室の谷本さん。俺が結構痛いキャラだと判明したので次回のお題は「痛ってぇなぁ、この野郎」話でお願いします。略して「いこ」

張り切っていきましょう!!


<< BEFOR ISSUE | NEXT ISSUE >>

HHP
HHP
■川上 直人(デザイナー)
新人リレーアンカーは、デザイナーの川上でございます。
群馬県の専門学校を卒業後「オラ東京で一旗あげるべ〜」と上京し無事ヒットメーカー入社。現在はWCCFチームで頑張ってますよ田舎のオッカサン。
専門学校時代は学校の課題制作以外でも放課後残って、しかも徹夜とかしてたらしい。案外努力家なんだな・・・。
で、趣味は貯金。20歳にしてすでに●万円(生々しいので伏字)も貯めてるとの事! 川上、そんなんじゃダメだ! 男の器量は借金の額で決まると昔から言うではないか(言わねーってば)。
俺に焼肉を奢ってくれ!

HHP