Vol.69／ひょっこりロックンロール

Hiro師匠に、だまされた！
あー、うかつだった。うかつだった！
まさか、まさかこんなことになろうとは思いもしなかったさ……。


こんにちは、杉リンです。
あ、そうそう、みんなは聴いてくれたかなぁ？
「ひょっこり音頭」
僕が小学校時代に夏休みの宿題としてつくった音頭という名のロックンロール。
先々週のコラムでは、H.バージョンを聴くことが出来ましたね。
師匠が曲をつけ、光吉さんが歌う！　
さぁさぁ、聴いてない方ははやくはやく！

で……、ついつい嬉しくって師匠と話をしにいったのが間違いの始まりでした…。

杉リン「師匠っ、新生ひょっこり音頭、聴きましたよ！」
Hiro師匠「どうだった？」
杉リン「音頭なのに、哀愁ただよってる感がサイコーです」
Hiro師匠「でしょ？」
杉リン「でも１番だけじゃなく、光吉さんには３番まで歌って欲しかったなぁ」
Hiro師匠「あ、３番まであるんだ？」
杉リン「ええ」
Hiro師匠「どんな感じの歌詞なの？」
杉リン「えーと、スラスラスラ、こんな感じです（笑）」

Hiro師匠「うーん、いいじゃない。」
杉リン「えへへ（照）」
Hiro師匠「オリジナルのメロディーはどんな感じなの？」
杉リン「♪ひょっ　こり　と　月　が　でた〜……って感じです。」
Hiro師匠「なるほど。じゃ、他の人に迷惑になるから、そのブースの中に入ってくれる？」

▲今ではトラウマになって恐怖のボックスと呼んでいる防音室。

杉リン「ここですか？」
Hiro師匠「うん。ヘッドフォンつけて」
杉リン「これですか？」
Hiro師匠「そうそう。マイクからもうちょっと離れて」
杉リン「こうですか？」
Hiro師匠「ＯＫ！、そんな感じ。」


▲なにやら外からマイクで指示を出す師匠。

Hiro師匠「じゃ、もういっかい歌ってみて」
杉リン「♪ひょっ　こり　と　月　が　でた〜
　　　　　　カメ　さん　が〜　顔　出　した〜」



……つーか、オレ、
いつのまにかブースの中で歌ってるよっ！

あぁ、なんで歌っちまったんだろう……。

まぁ、メロディーだけ伝えて、後は光吉さんに歌ってもらおうと思っていたわけなんだけど……。

その後さらに、
Hiro師匠「あ、あとでネタに使うからなんかしゃべって」

とか言われて、指示されるままにしゃべりました。
ああっ、しゃべりましたさ！

あぁ、なんであんなことしゃべっちまったんだろう……。

とにかくオケをつくることが先決。
ギターを弾きながら、ひょっこり音頭のメロディーを書き留めていくHiro師匠。


つーか、Hiro師匠って、ギター弾けたのか……。

ま、それはさておき、どんどんオケができていく。
そこに登場、光吉さん！！


▲光吉さんと歌を合わせていく師匠。

光吉猛修「じゃー、そろそろいちど歌ってみましょうか」
光吉猛修「ラ〜♪　行くぜ魂のひょっこり音頭！
　♪ひょっこりと〜　月が出た〜　カメさんが〜　顔出した〜」


▲熱唱中の光吉さん。

しばし、うっとり。どんな曲でも、うたう人が違うだけでこんなにスゲー歌になるんだ……。
いやぁ、なつかしいなぁ。

あぁ、確か小学３年生の時につくったんだよなぁ、ひょっこり音頭。
……オレ、やっぱミュージシャンになったほうがよかったかなぁ。
デビュー曲の『ひょっこり音頭』がいきなり大ヒットして街を歩いていても、

「あっ、ひょっこり様だ！ サインしてください」

とか、みんなに騒がれたりしてさ……。


▲光吉さんの歌を聞きながら、いろいろ妄想中の杉リン …

……そんな妄想なんかしているうちにレコーディングも無事終了。
あとはミックスダウンって作業をして、ちゃんとした曲になるらしい。
どんな曲に仕上がるのかとっても楽しみ！























とか、思っていたら！！
後日、完成した『ひょっこり音頭』を聴いて、びっくりだよ！

コレ!!!!!。

『ひょっこり音頭』(モノラル：376KByt)
『ひょっこり音頭』(ステレオ：1.4MByt)

なんでつか？こりは……！！
光吉さんのボーカルは何処に……？？

以下、光吉さんとのメールのやり取り。

うぅ……
Hiro師匠＆カリスマンに、だまされたっ！！

くやしーっ！
コノウラミハラサデオクベキカッ！！

04/04/28　杉リン