「メカトロ研究開発部」−この'メカトロ'とは、メカニクス(機械工学)とエレクトロニクス(電気工学)を併せた造語です。セガ前身の時代にジュークボックス等の娯楽機器を扱い始めた創業期、体感ゲーム隆盛の時代、そして現在に至るまで常にセガのアーケードゲーム機のコア技術を象徴してきた言葉でもあります。

日本が世界に誇れるゲーム開発という分野において、セガは常にリーディングカンパニーであり続けてきましたが、その中にあってメカトロ研は機械設計、電気設計に加え、企画、デザイン、ソフトというそれぞれの分野においてプロフェッショナルなスタッフを有し、1つの部署の中で製品開発を完結できる総合力を持っています。
創業時のアナログな時代から92年頃を境にゲーム開発は、3DCGに代表されるハイクオリティなデジタル時代へと推移しました。今後もSEGAが培ってきたアナログとデジタル技術を基軸とした"誰もが手を触れて楽しめる" "形ある物づくり"を目指します。

ゲーム機は単なる「機械」という存在ではなく、人と人−お客様とスタッフ、お客様同士を結びつけるコミュニケーションツールであって欲しいと願っています。これからも「形ある物」「心ある物」づくりにチャレンジしていきます。
尖ったデジタルばかりでは疲れませんか?丸みを帯びたアナログも如何ですか?
私たちは"新しいアナログ時代"を築いていく先駆者でありたいと思います。

メカトロ研究開発部部長 吉本昌男



●● 得意な事を生かして欲しい…
●● それがメカトロのやり方
吉本「中原は大学で理工学部だったんだよな。」
中原「そうです。セガを受ける時、機械の設計が仕事だと思っていましたが、入社後メカトロに来てビックリでした。私が担当させていただいたのは、新しいプリクラの企画だったんです。」
吉本「面接で来た中原を見て、パブリシティや企画を任せたいと思った。もちろんウチはゲームメーカーだけど、これからは、ゲーム機にとどまらず、ゲームを置く"空間"だったり、新たな遊びの"場"や"形"を提案していきたいと考えている。現状のアミューズメント施設は子供から大人まで1つの空間で遊んでいただこうとしているよね。でも、やっぱりそれぞれの年齢や好みに合った場所や仕掛けの中で、特徴のある"遊び"や"時間"を演出していきたいと思ってる。
ところで、入社してみて、メカトロの雰囲気はどう感じた?」

中原「みなさんすごく多趣味ですよね。」
吉本「そうだな。サーフィンや競馬、釣り、音楽、映画…、みんな色々趣味を持っていて、それも結構深くハマっている。」
中原「時にそれを仕事に生かしている場面を垣間見ると、すごい!って思います。」
吉本「好きなものがあれば、それでゲームを作ってみて欲しいし、関わったプロジェクトがきっかけで、それが趣味になった人もいる。自分が面白いと思わないものじゃ、プレイして下さるお客様を楽しませる事も出来ないだろう。例えば、サッカーのゲームを作るなら、サッカーを全然しない人より、普段ボールを蹴ってる人の方が、断然いいものができると信じている。」
●● 新製品は発売日にゲット
●● モノを自分の目で見て触わる楽しみ
中原「それにみんなメカが好きですよね。ゲーム機はもちろん、携帯電話から家電まで新製品への興味は相当高いと思います。発売当日、既にゲットしている方も多いですし。」
吉本「発売の告知が出たところで、即、話題になるもんな。モノを作っている人間は、これまでになかったモノや最新機種に興味があるんだよ。これは強制でもなんでもなく、自然に湧いて来る衝動とでも言うのかな。実物を見たくて仕方がない(笑)。自分の目で見て、触って、吸収していく事が、習慣になっているだろ。そうやって自然に、かつ敏感にアンテナを張って情報収集できるところが、メカトロの良さだし、モノを生み出す仕事には欠かせないだろうな。」
●● メカトロがさらに面白くする
●● 大人の空間
中原「今、私が担当しているのは、大人向けのプリクラとその空間の開発です。座談会を開いてマーケティングしたり、実際にプリクラを置く場所を考えています。新人なのにモノを作る現場に立ち会えて、ドキドキの毎日です。」
吉本「プリクラのプレイヤーの年齢に一番近いのが中原だった。だから担当してもらおうと思った。『プリクラのスペシャリスト』になれよ(笑)。」
中原「はい、このところずっとプリクラ漬けです(笑)。初めての事ばかりですが、入社1年目なのに、メカトロには、自分の思った事をドンドン提案できる雰囲気があります。学生時代の友人に話すとみんな驚きます。」
吉本「さっきも話した通り、中原はプレーヤーの年齢に一番近い。その年代の流行や文化は、分かっている・経験している者から得て、モノ作りに生かしたい。そういう意味で、先輩達は中原の話を聞きたいんだよ。」
中原「はい。プリクラって、中高生の頃遊んでいたのに、社会人になると遊ばなくなってしまうんです。"なぜ遊ばなくなるのか?"、その辺に新しいプリクラ誕生のカギがあると思っています。」
吉本「確かに今、大人が遊ぶ場所って少ないよな。会社帰りに気軽に寄れる場所と言ってもなかなかないし。気軽に寄れて、お茶する感覚で楽しめる場所があればいいなと思う。ゲームを提供するだけじゃなくて、空間作りも行っていく。それが今後のメカトロの目標でもある。」
中原「大人の遊び場ですか!なんだかワクワクしますね!!」
吉本「そう!この仕事は、作り手も楽しみながら遊びを提供し、お客様が喜んで下さる姿をじかに目にできると言う醍醐味がある。よし!今度はこんな事して"アッ"と驚かせてみようと言う具合に、次へのモチベーションにつながっていく。 そして、何でもいい、『これだけは誰にも負けない』というものを持てば、それが強みになる。つまり、自分が大事に蓄積してきたものが、会社で、仕事で、生かせるチャンスがある。 その何かを持って、更に次を目指そうとする、そういう信念のあるヤツとこれからも仕事をしていくぞーーー!!いいな!?中原!!」
中原「「はい!!」

業務内容 業務用ゲーム機器のソフト・筐体開発
所在地 [本社3号館]
〒144-8532
大田区東糀谷2-12-14
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●お車でお越しの場合:
首都高速羽田インターで降り、環八を蒲田方面へ。大鳥居駅前の信号を右折、約200mで右側にございます。(ビルにSEGAの看板有り)
●電車でお越しの場合:
[ 都心方面より ]
京浜急行「羽田空港」行きにご乗車の上「大鳥居駅」にて下車。徒歩2分。
※「羽田空港」行き以外の場合は「京急蒲田駅」で1番線より「羽田空港」行きにお乗り換え下さい。
※尚、羽田空港行きの中でも「エアポート快特」は大鳥居駅には停まりませんのでご注意ください。

[ 横浜方面より ]
「京急蒲田駅」で1番線より「羽田空港」行きにお乗り換えの上、「大鳥居駅」にて下車。徒歩2分。
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(2004年3月末現在)