Hitmakerのスタッフによるリレーコラムです


「あ、駄目だ気持ち悪い」
「待ってろ、神田!今お茶買ってきてやるからな」
「我慢できません、吐きマース」
2003年度入社式後の飲み会の帰り道にて・・・

皆さんこんにちは、ソフト新人の神田です。こんな感じで僕の社会人1日目はスタートしました。この時朝の5時半くらい、3時間後には出勤の準備をせにゃならんのにまったく何をやってたんだが。吐く度に自分の中の大事なものが「プチッ」と音を立てて潰れていくような気がしてとてもへこみます。でも、やめられないんですよね、酒。

酒にまつわるエピソードはいくつか蓄えがあるんで、今回はそれをもとに駄文をつづらせてもらいます。

それは大学の飲み会のことです。自分の通っていた大学は前時代的なとても飲む大学でした。その時どういう流れか忘れたんだけど、ビールに醤油をいれて飲むことになり、まあ見た目は黒ビールみたいなモンです。・・・これがいけなかった、記憶を失ってしまったらしく気づくと大学のトイレで便器と格闘している自分。周囲を見回すとなかなかの激戦が繰り広げられていた様子。勝敗はもちろん俺の負け、この時の俺の感想「胃液って黄色いんだ」

もちろん社会人になってからも飲み会は続けています。自分は社員寮に住んでいるんですが、そこで週に2回のペースで飲み会を開いています。飲み方は学生のころと比べておとなしくなりましたが、それでも結構飲んでるほうだと思います。一度、前回のコラムの三島君も遊びにきて、足腰立たなくなるまで飲んでエレベータにタックルしながら帰っていきました。

そんな自分の部屋にこの間ちょっとした事件がおきました。いつものように、数人でダラダラと酒を飲んでいると某セガグループの某同期が部屋に入ってきました。すでに相当酔っ払っており、部屋に入るなりくだを巻いていました。そして、開口一番「会社辞めたい」と言ったのです。まだ、入社して3ヶ月しかたってないのに。
その日の彼は一味違いました、いつもそんなに飲まないほうなのにすごいペースで飲んで愚痴をこぼしています。まるで「やけ酒」というタイトルのCGムービーを見てるようでした。FFを作ったS社(一応伏字)でもあそこまでリアルなムービーは作れないと思な、ほんと。
結局、彼はうちですっきりと愚痴を吐き出しきり次の日から元気に出社したのでした。

酒の力ってすごいなーと思います、あれだけ悩んでいたのに会社に行こうという気にさせるんだから。正直酔っ払うために飲むんだからアルコールを点滴で打っちゃって酔っ払うんでもいいかなってたまに思うんだけど、酒飲んでみんなで話すから愚痴もこぼせるし、楽しいんだと思います。
いや、何でこんな話をしたかというと、ちょっとは飲み会も役にはたってるってことを言いたかったわけです。最後まで「びっくりドッキリメカ」の話を書くわけにはいかないと思ったんで。

他にも、「枝豆の恐怖」「ローソンレース」「潜入せよ!ヒルトンホテル」「牛丼竜巻」etc・・・など書きたい話があるのですがそれはまた別の機会に。

 それでは恒例?の次回予告です

「ツモ、4000、2000!!」関東大空組の代打ち川上直人は苦戦を強いられていた。彼の腕を持っても3対1のコンビ打ちに対抗するのは難しかったのだ。逆転するには伝説の裏技「ドラ24枚爆弾」を仕掛けるしかなかった・・・


次回・「川上直人の麻雀人生・代打ち編」 ご期待ください


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■神田 淳(プログラマー)
まだまだ続くよ新人リレー。
今回はプログラマーの神田です。
プログラマーって中学生くらいから独学でプログラムを始めてる人が多かったりするんだけど、彼は大学から。ちょっと遅咲き。といっても大学時代は、授業「プログラム」、バイト「プログラム」、サークル「プログラム」な日々。って生活のほぼ全部じゃん。
初めてもらったお給料でモデルガンを2丁購入。夜な夜な三島を標的にして、銃の腕前を磨いているらしい。
そんな彼は現在、腸洗浄に興味深々。
※モデルガンを人に向けてはいけませんヨ!!

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