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Special Interview

SEGA参入第1弾ソフトとして『CRAZY TAXI』の発売が11/22に大決定!
マルチプラットフォーム宣言をしたわけなので、PS2でリリースされるのも何も不思議はないことなんですが、あーやっぱり感慨深い。しっかも第1弾だし。
てなことで『CRAZY TAXIシリーズ』の生みの親、菅野 顕二プロデューサーに、おなじみ広報笹原が、ちょこっと話しなんか聞いてみました。さてさてどんな話になるのやら。それではどうぞ。

インタビュアー:笹原 拓(Hitmaker広報)

CRAZY TAXI
プロデューサー兼ディレクター
菅野 顕二

---「いやー決まりましたね、PS2!」
菅野:「本当に出ちゃうんだよなー。なんか実感ないよねえ。」

---「ホントちょっと前だったら考えらんないコトだよね」
菅野:「俺なんか、今でも考えられないよ。」

---「こら(笑)。だってさあ、キタキタキタ!ですよ?FFとか出ちゃってるPS2だよ?
なんかただのゲーマーみたいだな、俺(笑)。でもPS2のユーザーさんに遊んで
もらえる時が来たかと思うと嬉しいね。」
菅野:「そうだね。しかし、いよいよ参入だねー。きたねーこの時が。」

---「しっかもセガ参入第1弾だってよ!どうすかその辺?」
菅野:「それって凄いよね!セガ代表って見られるんでしょ?多分。」

---「そうだねえ、第1弾だし変なモンだせないよねえ。売れなかったらヤだなあ」
菅野:「大丈夫!中身には自信あるから!大丈夫だと思うぞ、きっと。」

---「きっと(笑)。で、気になる内容なんですが?」
菅野:「なんと、DC版を完全に移植再現してるんだよ!」

---「ほー忠実にですか。」
菅野:「そう、忠実に!ほら見てよ。」

(ゲーム画面を見つめる2人)

---「うん、確かに完成度高いよね。きれいだし。変なストレスもまるで感じないし。」
菅野:「でしょう。これが意外と大変なんだから。」

---「えーと、それじゃゲームにまつわる話を。そもそもクレタクってどんなコンセプトから生まれたんだっけ?」
菅野:「“街中を暴走する爽快感追求!”って感じからだね。」

---「なんか族みたいだな(笑)。当時って、リアルなもんが人気だったもんね、ラリーとかデイトナとか。ああいうゲームとはちょっと違ったものをやりたかったと。」
菅野:「そう、ハリウッド映画でいうカーアクションのイメージを訴求したかったんだよ。リアルなのも好きなんだけどさあ、俺には作れないもん、ああいうの(笑)。」

---「うん、知ってる(笑)。なんか参考にしたものとかはあったの?」
菅野:「うーん、映画は結構見たねえ。」

---「カーチェイスっぽいもんね、全編通して」
菅野:「でしょう?作り手側のイメージの刷りこみですよ。メンバー全員カーチェイスがご馳走参になった時期もあったくらい見たねえ(しみじみ)。」

---「本当にたくさん見てたもんねえ。しかしクレタクって世界観は一貫して明るい爽やか
な感じだよね、西海岸だし。よく日本を舞台にしてとかも言われたけど、もしこれが新
橋とか蒲田とかだったら、、、ねえ?」
菅野:「日本って言われて新橋と蒲田とかが真っ先に出てくるお前もどうかと思うぞ(笑)。でも、馬鹿っぽいところは蒲田とかでも表現できたかもね。でも両方ともクールじゃないからな。隠しキャラで小口さんが登場とか(笑)。」

---「それも千鳥足で(笑)。」
菅野:「それは良いとして(笑)。ま、つまるところアメリカンナイズされた人間が作ったからね!」

---「(シカト)話戻すけど、俺的にはあのスコーンと抜けた空とかが好き、世界観ずばりな感じで。ちなみに菅ちゃんが気にいってる部分はどの辺なの?」
菅野:「俺は空気感だね。空もその一部だけど、建物や画面全体の色味もそうだし。全体的なコーディネイトだね。臭いまでしてきそうな画面だからね。」

---「何の臭いだよ(笑)。あと、世界観を構築してるクレタクの魅力のひとつに音楽があるよね。」
菅野:「音楽は世界観を伝える最大の要素といっても過言でないからね。力入っているよ!俺が作ったわけじゃないけど(笑)。なんてったって世界のOFFSPRINGとBAD RELIGIONの楽曲だからね。」

---「ファンも多いしね。実際のアーティストの楽曲使うのってそういや菅ちゃんがTOP SKATERやる前はあんまなかったよね。今は結構やってるゲーム多いけど。」
菅野:「アーケードではTOP SKATERが初めてじゃないかな?その以前のものは既存楽曲をつ
かえるほどのハードスペックなかったしね。」

---「あとアクセル役の声優のブライアン!またぶっ飛ばしてますが。」
菅野:「ブライアンはいいヤツだよ!最高だね!タクシーといえば“hey,hey,hey!”(ブライアン風)だもんね。他の声優さんも良い感じの人だっかりだし。」

---「そうだねえ、皆雰囲気持った人ばっかりだよね。結構アメリカではその辺がウケてるひとつの要素だったりするみたいだけど。」
菅野:「ボイスはウケたね。人間の存在を違和感なく感じさせたくて仕組んだ要素がピッタリはまったね。」

---「お店とかも実在企業だったりするけど、その辺はいつくらいに考え付いたの?」
菅野:「店は開発初期段階でボス(小口社長)に話しを通してたね。ヤツも“いいねぇ〜そう
いうの”って言ってたな。」

---「目に浮かぶな、それ(笑)。でも今はかっこいいゲームって言われてるけど、最初はあんまりなゲームだったね、今だから言うけど。」
菅野:「今だから言えるけどな。俺もねアーケード版のときリリース1週間前まで“まだ行き着いてない”って思ってたんだ。」

---「それがある日突然変わったんだよなあ。あの日のことは割と忘れらんない。」
菅野:「ゲームってある日突然面白くなること良くあるよ。特にタクシーば色んなバランスが絡み合っているからね。笹が感じた日に、それがマッチングしたんだよ。」

---「その後の快進撃は皆さん知ってるとおりで。その中でも、アメリカの反応はすごかったとは良く聞いたよね」
菅野:「そう、“アメリカ凄いよ”って良く言われたね。実感なかったけどね(笑)。」

---「以外といつもそうだよな。ダマされてんじゃねえかって言ってたもん(笑)。ウケた理由はなんだと思う?」
菅野:「なんだろうね…。やっぱり爽快感あふれていて簡単なルールでいて、奥深なゲーム性
ってところかな。」

---「あー操作は簡単でわかりやすいしね。気持ち良いし。指紋がなくなりましたっていう人もいた。」
菅野:「そうだね(笑)。でもやっぱ爽快感が一番かもね。」

---「話戻りますが、そのクレタクがPS2で出るわけですよ。いやー、どきどきするねえ。ユーザーの人にはどう遊んで欲しい?」
菅野:「それはいつもと同じ答えよ。自分の好きなように遊んで欲しいね。スコア目指すのも良いし、ただ街中を走るのもいいし、自由に遊んで欲しいね。」

---「じゃあ、苦手なシメコメントを(笑)。」
菅野:「そんなわけで、セガPS2参入第1弾となりました。決して損はさせないソフトだと思ってます。自信を持って提供致します“CRAZY TAXI“を是非、PS2版で遊んでください!」

---「そういや貸した鬼武者やった?」
菅野:「ううん、まだ途中まで。ごめん(笑)。」



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