 |

「HiroソロCD」&「光吉ソロCD」への道
第八回:曲紹介「Night In H.A.P」編
|
さあ!From Loud 2 Low発売まで、後六日となりました!
お陰様で御注文も「良い感じで」頂いております!
Thank you together!!!(意味不明)
さんぺーを御覧の皆様、光吉猛修でございます。
さてさて、この曲紹介もいよいよ今回で最後になってしまいました。そんな最後を飾るに相応しい曲、本日はこちらを御紹介して発売日を迎える事にしましょう!
)mL
)mL )mL「Night In H.A.P」Jm/
Jm/ Jm/
わかってるって、わかってるって言いたい事は…って事で始まり!
この曲も前回の「I Feel So
Good...」同様、以前作り溜めた曲の中の一つでした。事の経緯は、同じですが今回のアルバムにはどうしても「Solitude」以外でバラード系が欲しかったんです。なので、この曲を入れる事はデモを聞いた時点で決めておりました。
丁度、この曲を作っていた時期は、「Dancing Shadows」や「On The Vocal」の流れで、いわゆるビーイング系と言われる、憶えやすいメロに派手目のロック系なオケと言うのにかぶれていた頃でして、この曲を作っていた時の最初のイメージは某夏のイメージを持つバンドで日本語に訳すと「管」って言うグループの熱く燃える様なロックバラードにする予定でした。業務用のパワーアンプにも同じ名前のものがあります。
って、もうバレバレすね。
歌詞ですが、珍しく最初から最後まで筋のあるものになっています。
最初の「I want to fly」はすでに飛行機の中で空を飛んでいるのに、「飛びたい」と言っている訳なんですが、この歌に出て来る主人公は、鳥の様に自分の力で大空を羽ばたけたらどんなに良いだろう、でも私はこうして鉄の鳥で飛ぶ事しか出来ない、と言うジレンマを表現しています。って深過ぎ?深読みし過ぎ?
いや、どんどいくぞー!
そして、飛行機の窓から外を眺めると美しい雲海や、地上では見た事もない夕日、そして荒々しい山々が目の前に広がっていきます。「あぁ、何て自分はちっぽけなんだ」と日常に溢れている争いや、悩みで苦しんでいる自分を戒める訳です。
もう、誰も止められないぞ!いけー!
そして、こんなに大いなる力を帯びた大地=地球をどうして、我々は汚しているのだろう、と立ち返る訳です。そこで、この母なる大地、地球を忘れ去られるものにしない為に、自然の貴さ、美しさを次の世代(子供達)へ残して行こう!そう言う壮大なるテーマを持った詩だったのです!ハァ、ハァ、息、切れて来た。
アレンジは結局、ロックバラードと言うよりは、ちょっとジャジーな響きをかもし出しつつサビの部分は力強いR&Bの様な、つまり激しいには代わり無いですが、ちょっと大人の静かな激しさ(意味不明)になっております。ご多聞に漏れず、この曲もフクちゃんにペット(正確にはフリューゲルホルン)でエッチにしかもエロに、そしてエロティシズムに哀愁ある音でソロとオブリを奏でてもらいました。
しかし、最初に彼がレコーディングして来たテイクに対して、私はダメだしを行ってしまいました。それはあまりにも演奏が上手くて(早弾きバリバリでした)音が良すぎた為なんです。自分が求めていたのは、フクちゃんの奥底に(表かもしれないけど)秘めたエロティシズムに共鳴された音、そしてフレーズだったのでした。そして、彼にこう伝えたのです!
「フクちゃん、もっと、エロく吹いて」
彼は見事に己のエロティックサディスファクション(もうどうにでもなれ)を爆発させ、この曲が完成したのでした!エロエロ。
いつもの調子に戻ります…
そろそろ、今日のタイトルの意味をここで発表しようと思います!
と、言いつつ、インディーもやラジオDC等で散々言っているので、もう知ってるよ!と言う諸氏もいらっしゃるでしょう。まぁ、そう固い事言わずに付き合って下さい。
最初に歌詞の中に飛行機の中で、と言う下りを書きましたが、この曲のもう一つのイメージはやはり飛行機、それも航空機です。ここ、大鳥居のセガ三号館からは羽田空港の離着陸が良く見える訳です。しかも、本当に良くこんなに飛び交っていて事故が起きないな、と思うくらい沢山飛んでいるのが見える訳ですが、夜になるとその空港の明かりが遠くにポツ、ポツと見える訳です。あー、ワインが呑みたくなって来た。
で、羽田空港の夜、Night In Haneda Airport、Haneda
Air Port。
H.A.Pと。
ごめんなさい…ここまで引っ張って、もっと深い意味があるのではとフクちゃんの様に期待していた方。でも面白いのが、タイトルとかもそうですが、こうやってあえて略した言葉を入れると人と言うのはそれがどう言う意味なのか、知りたくなる傾向がある事を今回は知りました。
「このH.A.Pって何の略なんですか?」そう聞いて来る方の多い事。これからタイトルは略に限りますね。WCCFもそうだし、SEGAもそうですね。アルバムタイトルも「F.L.2.L ~T.M.W~」にすれば良かったかなー。間違って「Futottara La-men 2doto
Lunchde ~Taberare Masenyo Wao!~(太ったらラーメン2度と食べられませんよ、ワオ!)」って、読まないか。
しかも内容的にかなり切実。
とにかく、聞いてみましょう。のっけから来ますので気を付けて下さいね。
ただ、1コーラスまるまるですと容量が凄いので、前半の途中からになっております。では、どうぞ!
「Night In H.A.P」
(MP3:360k)
作詞:光吉猛修
作曲:光吉猛修
唄:光吉猛修
I want to fly
星の谷間 行き交う 白い翼
I want to stop this time
夜空見上げて気づいた 街のざわめきの中で
埋もれて行く 日々に
I want to fly
雲の隙間 海原が 覗き込む
It hides in a setting sun
夕日見つめて気づいた 大地に抱かれていた
子供のような 日々を
思い出した
この星も 空も 雲のかけらも
海も 雨も 凍りつくような雪も
この瞳に やきつけて いつまでも忘れたくない
いつまでも 大切な 大地のやさしさ
いつまでも 抱きしめて 失いたくない
この時代に 残したい いつまでも忘れたくない
I want to smile
流れ落ちた 潤おう 瞳の中
The light of many life
ちりばめられた宝石 闇の都市(まち)に瞬(またた)いた
瞬間だけ 生きる 愛の証(あかし)
この風も 草も 揺れる炎も
月も 太陽も もの言わぬ宇宙(そら)も
この瞳に やきつけて いつまでも忘れたくない
いつまでも 大切な 大地のやさしさ
いつまでも 抱きしめて 失いたくない
この時代に 残したい いつまでも忘れたくない
|
最後に一つだけ。
決して、フクちゃんが「エロ」なのではなく、彼の吹く珠玉の音色が「エロ」と言う事ですので、誤解の無き様、と言いますか、こんなに「エロエロ」書いちゃっていいのかなー、と思いつつ、11/4に発売を控えた「From Loud 2 Low ~Takenobu Mitsuyoshi Works~」の曲紹介コラム、終わらせて頂きます!
では、最後に改めて一言。
「買って〜ん、プリ〜ズ」
お粗末様でした…
03/10/29 光吉猛修
|