梅雨ですね〜。いやいや、イヤな季節です。
しかも台風も来てます。地球的イベントです。そう子供の頃と言えば台風は一つのイベントでした。テレビとかも静止画(自分の子供の頃は)で「台風が接近中です」みたいな感じの絵と共にで女性の淡々としたアナウンスが緊張感を漂わせ、「お〜、来るよ、来るよー」と停電に備えロウソクを準備したりして。いや〜ゾクゾクする。
そんな想い出がよぎります。
イベント、と言えばこのコーナーで連動しております、バーチャロン全国大会。
いよいよ今月末に迫ってきました。このアレンジ編も完成に向けて着々と進んでおります。
本日はいよいよ歌を入れてみましょう!歌詞は前回の仮のものです。
今回はCDの作成ではなく、あくまでイベント用として作っていますので歌もそれほど時間をかけて収録していません。その所をくみつつ、聞いてみましょう!
<SSS_arng_07.mp3>
(MP3/528k)
いかがでしょうか?
冒頭のイェーは、どうしもて入れていしまうんですよね、性格として。
沈黙に耐えられないと言いますか。
「記憶の」の部分、ちょっと聞こえづらいですよね。実はこのバージョンは自分のキーに
合わせたオケになっていません。つまりオリジナルキー、ゲーム中に鳴っている曲に歌を
乗せた状態、と言う訳ですね。なので「記憶の〜」の部分は光吉的にちょっと低い訳です。
そう言った事情を踏まえつつ、師匠と健太郎君にとりあえず歌を入れるとこんな感じなんすけど、と言う事で聞いてもらいました。
師匠「 サビの頭、聞こえないね。やっぱここは聞こえないとマズイんでしょう」
光吉「そうなんですよ、だからキーを変えないとダメですね。そのつもりです」
師匠「おっ(うん、もしくは判った、の意)。あとさ、これテンポ、早くない?
歌モノとして」
健太郎「ん〜っと、ですねー、はやいかも〜、って感じですかぁ〜」
光吉「やっぱり?だよね、了解、これも変えます、あと、オブリの部分もコーラスにします
ので」
師匠「おっ」
そんなやりとりの中、以上の事を踏まえた上で作ったのが次のバージョンです。
テンポ、キーの変更、そしてコーラスを入れてみました。
<SSS_arng_08.mp3>
(MP3/560k)
ああ、歌入れるとこんな感じなるんだ、と言う新鮮な気持ちになりますよね。
元々、バーチャロンの曲はメロディが歌モノっぽいラインですし、無理矢理ゲーム中の
曲に歌詞を乗せて歌う感じとはひと味違った雰囲気になっているのでは、と思います。
しかも、この曲、歌を乗せるとBメロの部分が異常に格好いいのです。聞いてみます?
聞いて頂きましょう!
<SSS_arng_09.mp3>
(MP3/300k)
いかがでしょうか?ヒデキ入ってます?
ちなみにこの部分の自ハモ(自分の歌ったメロに合わせてハモリの部分。コーラスとは分けてこの言葉を使用する事が多い)の部分ですが、原曲のハモそのままを歌ってみました。なかなかシブいハモですよね。やるな〜オケヒマスター健。これからはハモマスターとも呼んでやろうかな。ちょっと響きがアブナいか。そっちは師匠に任せるとして、今回のアレンジでもう一カ所大きな変更を加えました。
冒頭で曲のキーを光吉の声域に合わせて変更する、つまりサビの「記憶の」の部分のキーを上げると他の部分に影響が出てくる訳です。Aメロの部分はこの声域を使いたいし、サビはどう考えてもハリのある事で、とやっているうちにどうしてもそのままやっては、サビ前とサビが音楽的に結びつかなくなってきました。最近の音楽は(何か年寄り臭い言い方…)
サビに入るまで「この曲、何の曲だろう…」と思っている時、突然サビになって「あ、この曲CMで流れてるアノ曲、ああ、ここで、こう繋がるかあ、あらら、あ、そう、そうなんだ」って言う事が、まま、ありますので、そのまま、っていうのもアリなのかもしれませんが
この曲に関してはうまく繋ぐ方向性で考え、この様な方法でサビに行くことにしました。
<SSS_arng_10.mp3>
(MP3/152k)
かなり、思い切りました。
原曲にはこういう箇所は勿論ないので、聞き込んだ方は違和感を覚えるかもしれません。
しかし、今回はこれで行こうと思います。この転調(キーが突然変わる事)をする事でサビ
の部分を気持ちよく、一番美味しい声で歌える、と言う事になりました。
ちなみに、師匠と健太郎君の反応ですが…
師匠「ん〜、こうしたんだ。でもこうするんだったら「記憶の」の部分の音程を高くした方が良くない?」
光吉「いやいや、色々試したんですけど、この部分はサビですし、メロは変えない方が良い
と思うんですよ、一番美味しい部分ですからね」
師匠「だよなあ。」
光吉「メロが低い部分をコーラスが高い音程で入れてますから、それでカバーするって事で
どうでしょうか?」
師匠「おっ」
光吉「小山はどうよ、やっぱりこの展開は変?」
健太郎「え〜っとお、オリジナルを聞き込んだ人からわぁ、違和感っていうかぁ〜、ちょっと違うな、って思われるかもしれませんけどぉ〜、アレンジ上のそういう事情もあるしぃ〜、大丈夫じゃないでしょうかぁ〜」
とりあえず、二人は良しとしてくれた、と判断しまして、この部分はこれで決定、としました。
ここまで書いて、実はもう一カ所オリジナルにはない部分を作り足したのを忘れていました。やはりこの手の曲は最後にサビを畳みかけるのが王道、みたいない所が(私の中では)あるので、御多分にもれずこれもやってしまおう、と言う事で「しつこく、濃ゆく、暑苦しく」をモットーにしたこの畳みかけを聞いてください。
<SSS_arng_11.mp3>
(MP3/264k)
あついすねー。梅雨なんて吹き飛ばせ!と言わんばかりの暑苦しさです。グッド、グッド。
そんな訳で今回は歌入れしてからのアレンジでした。
では、本日の一言!!
「おっ」
もう、このまま関係のない言葉で突き進めーーーー!!!。
次回へ続く。
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