アルマダの提督たちについて : その2 |
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エターナルアルカディアレジェンド、お楽しみいただいている&いただけたでしょうか? アルカディア国内版ディレクターの田中です。 まさか、よもや、断然、決していないとは思いますが、まだ買ってないかた光の速さで今すぐお店にダッシュ! |
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さて、今回はアルマダの提督たちのつづきの話です。 |
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第四艦隊提督ベレーザ、最初は三銃士のミレディのような女間諜のイメージを考えていたのですが、悲恋のエピソードもあったせいか色気というより知的イメージが前面に出ました。(色気はべレナとして出ているか?)個人的にはとても好きなキャラです。北米版開発時のアメリカのスタッフにも人気がありました。 旗艦の「リンクス」は「やまねこ座」。しなやかなイメージから。 |
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第五艦隊提督デ・ロッコ。スペイン語でLocoとは「狂人」という意味で、アルカディア欧州版を出したときに「スペイン語版でこの名前で大丈夫か?」とひそかに心配しましたが、なぜか問題ありませんでした。このキャラは設定とかより、あのガラス蓋や顔つきなど、グラフィックのイメージからどんどんキャラができあがっていきました。 旗艦の「カミュレオン」は「カメレオン座」より。姿を自在にかえ、カメレオンの舌のような砲座をもつ彼の船のイメージからとりました。 |
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第六艦隊提督ラミレス。最近は野球選手にも同じ名前のかたがいますね。 彼のデザインについては、最初は長髪をイメージしていたのですが、小玉プロデューサーをはじめ女性のスタッフから「今時の女心がわかっていない」とクレームがつき、今のような髪の短いスタイルになりました。なるほど、その後の反応を見るとこれでよかったよかった。 |
RPGのラスボスは「邪神を復活させる」「世界を征服する」「世界を破壊する」あたりをよく目的にしてますが「なぜ世界を壊す必要があるんじゃい! アンタそのあとどこに住むつもりじゃい!」と、私としては「世界を破壊する」ことへの理由付けにイマイチ説得力がないように感じていました。 そこで「愛する人(!)を奪われた絶望と怒り」という理由づけをラミレスにはもたせてみたのですが、皆さんはどのように感じたでしょうか?(自分としてはラミレスとガルシアンのつながりをもう少し深く描ければ、それがもっとわかりやすく伝わったかもしれない、と考えています) |
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最後にガルシアンですが、彼は「世界を征服するぞ!」という旧RPGラスボスタイプの人物です。その彼を終盤、あっけなく「犬死」させるというところに従来のRPGとはひとあじ違うぞ、というアンチテーゼを自分ひとりの中ではひそかにこめていました(あくまで自分ひとりの中だけですが)。 |
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ユーザーのかたの感想を見ると、最初はカッコよくて気に入っていたが、彼がベレーザに「女狐め」といった一言で一気に嫌いになった、というものがいくつかありました。いやあ、口は災いのもとですねえ。 |
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