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モジュラーケーブルが長いための切断、ボーレート減衰 |
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DC本体から、TAや、ローゼットまでの電話ケーブルの長さが長い場合、ボーレートの減衰や、ノイズの混入により、通信中回線の切断や、通信速度の低下が起こる場合があります。 |
対策
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DC本体から、TAや、ローゼットまでの距離を可能な限り短くしてください。
これにより、モジュラーケーブルが長いための切断、ボーレート減衰は排除することが可能です。
モジュラーケーブルの経路上に、家庭電化製品類の電源ケーブルが平行に敷設されていたり、交差したりされているとノイズ混入の可能性は更に高くなります。電化製品の電源ケーブルとはなるべく距離を離して敷設してください。 |
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キャッチホンによる切断 |
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NTTサービス「キャッチホン」のご契約をお客様がされている場合、ゲームにて回線を使用中に外部から着信があると、回線を切断されるケースがあります。 |
対策 |
「キャッチホン」の契約を解除して頂く、もしくは、
着信があっても切断されることのない、「キャッチホン2」の契約に変更して頂くことで回避できます。サービス詳細に関しましては、NTTにお問い合せください。 |
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二股モジュラーソケットによる切断、ボーレートの減衰 |
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一般電気店等で販売されているモジュラーケーブルを分岐するための二股モジュラーソケットをご使用されている場合、回線の切断、ボーレートの減衰される可能性があります。これは、二股モジュラーソケットが抵抗の役割をになってしまい、ノイズ混入の原因になったりする可能性があるためです。(途中FAXや、電話等で分岐していても同様です)
また、モジュラーケーブルの延長ソケットによっても同様な事が発生する事があります。 |
対策 |
二股モジュラーソケットの使用をお止めいただく事により、二股モジュラーソケットにより起こっているノイズや、抵抗を排除することが可能です。 |
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お客様環境(住居環境)による切断、通信速度の低下 |
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お客様の住居環境(宅内配線)環境により、通信中回線の切断や、通信速度の低下が起こる場合があります。これらは、お客様環境(住宅内敷設ケーブル)の不適当な施工や、時間経過による劣化等により発生するものです。 |
対策 |
壁内敷設の電話モジュラーケーブルなどは、当然劣化するものであり、劣化するとノイズが混入しやすくなります。さらに、住居設計によりますが、電源線が壁内で交差していたり、近くを通っているとノイズが混入してしまいます。
これらの対応に関しましては、NTTや、住宅管理者にご相談ください。 |
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落雷による切断、通信速度の低下 |
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お客様の通信場所のご近所で雷や、落雷が発生する事により通信中回線の切断や、通信速度の低下が起こる場合があります。 |
対策 |
落雷や雷がおさまるまで、通信をお控え下さい。 |
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TAや、ダイヤルアップルータ原因による通信中回線切断や通信速度の低下 |
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ご使用のターミナルアダプタ(TA)やダイヤルアップルータの品質によりデジタル変換前にノイズが混入することにより、通信中回線切断や通信速度の低下が起こる場合があります。 |
対策 |
ご使用の機器の取り扱い説明書を熟読の上、アース設置が可能な機器に関しては、適切なアースを敷設する事により改善する事もあります。
ただし、アースだけでは改善できないケースもありますので、解決しない場合は、ご使用の機器メーカまでお問い合わせください。 |