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Vol.15/防音室がやってきた! |
今回、ヒットメーカーのサウンドに防音室を購入することにした!
でっかいスタジオは3号館4F(SEGA−AM2)と1号館1F(WAVE MASTER)にあるのだが、開発部がそれぞれ分社してからそれらを使うのには使用料がかかるのだ。
しかも、予約したり機材持ち込んだりと何かと大変。
ちょっと音声や効果音を録りたいとか、借り歌を入れたいとか、楽器の音を出したいってときにいちいち移動するのはちょっと不便。
で、今回の防音室の導入となったのだ〜!
これで光吉に歌詞を覚えさせるために歌の練習したり、福山の音ミスを減らすために練習させたりするのもOK。
また、サウンドオリジナルCDのための歌録りとかも経費がかからずできるしね。
もちろん通常業務にも大活躍。
すばらしい!
そう言えば前にこのことを広報笹原に話したときの会話。
H:「今度サウンドで防音室入れるから」
笹:「防音室ってなんすか?」
H:「ん〜、カラオケボックスみたいなもんかな?」
笹:「じゃぁ、ソファーとかミラーボールとかも付くの?」
H:「そんなの付きません!」
社員のレクリエーションの場じゃないんだからそんなの入りません。
そもそもカラオケボックス(じゃないけど)のボックス部分のみなんでカラオケは入らん!
しかも、大きさは1.2畳程度の広さなのでソファーなんて入るわけがない!
ま、笹原のことは置いといて防音室のできるまでを写真付きで追ってみよう。
今回導入したのはYAMAHAのアビテックス・ミニ1.2畳タイプ。
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まずは基礎から。
場所はサウンドの一番端。 私の席の真後ろ。
前日に場所を確保しておいたところへ材料搬入。
早速作業に取りかかる。
あ、もちろん設置は業者さんがやってくれるので安心です。
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着々と出来上がる。
中は思ったより広い。
3人が入っても余裕があるほど(座れないけど)。
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そして、もう完成!
思ったより全然早くできあがって、正味1時間ほど。
早っ!
こんなに簡単にできるのね。
それに想像していたより圧迫感もなく、サウンドルームになじんでいる。
いい感じ。
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最後に別の業者さんが来て、内部と外を繋ぐためのコネクタボックスを配線する。
ここが大切。
このアビテックスシリーズはもともと楽器(または歌)を自宅で個人練習するための部屋なのだが、このようにコネクターボックスを設置することで、簡易レコーディングスタジオとして使用できるのだ。
すばらしい!
内部で歌録りとかするときに外のマックと接続してオケを流し、マイクで拾った声をここからまた外に出力するのだ。
今回はMIDI端子も付けて貰ったので、中でMIDIドラムを叩いて外の音源をドライブするってのもOK!
写真では福山がコネクタボックスに関心を示しているが、きっと何に使うかは理解していないハズ...。
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早速、福山にペットを吹かしてみる。
ペットは生楽器の中でもかなり音量が大きい楽器。
この防音室はそれ程高価なものではないので、さすがにペットを吹くと音漏れする。
でも、普通に吹いているぐらいだったら、仕事のじゃまになるほどではない。
試しに一度防音室のドアを開けて吹かせたら、その瞬間部屋中の人間が一斉にこちらに注目!
う〜ん、やはり防音室の威力は絶大だね。
ちなみに写真右下に写っている光は呪われた福山による心霊現象。けっしてカメラのフラッシュではない。
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で、次は光吉の出番でしょう、ってことで早速シャウト!
光吉が思いっきり歌っても、外では小声で話している程度の音になる。
う〜ん、すばらしい。
これでCRACKIN'DJ PART2の時みたく、深夜自分の机でぼそぼそと「COULD
BE」のコーラス録音したりしなくてすむね。
よかった、よかった。
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なんか嬉しそうな光吉。
たぶんヒットメーカーの中で光吉が「一番防音室の中にいる時間の長い人」になることは間違いない。
なので、防音室管理係は光吉で。
内部の汚れや臭いの対応も宜しくね。
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と言うわけで、無事ヒットメーカーサウンドに防音室がやって参りました。
社内の人で「思いっきり人の悪口を叫びたい!」って人はご相談を!
キチンとレコーディングして、みんなに配信致します。
最後に山野楽器の玉林様、お世話になりました。
お陰様でこんなにすてきな防音室ができあがりました。
ありがとうございました〜!
2002/03/13 Hiro
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