さんぺー
将来「ゲームサウンドクリエーターになりたい!」キミ達の頭上にさんぜんと輝く2トップ、Hiro師匠&光吉猛修が、プロの「サウンド職人」を養成すべく手取り足取り教えちゃう「さんぺーサウンドスクール」いよいよ開校です!

MUSIC
「さんぺーサウンドスクール」

〜サウンドクリエーターへの道〜




『アレンジ編』:最終回

最後です。そう、今回で一ヶ月に渡りお送りしてきたアレンジ講座が終了する事となりました。ここまでお付き合いして下さった皆さん、ありがとう!大会へのカウントダウンも残り数日、私の担当曲のアレンジもほぼ収束を迎える中、ちょくちょくは聞いてもらっていたのですが、本校の校長であるHiro校長へ最終チェックをしてもらう事にしました。

光吉「それじゃ、とりあえずこれで問題なければ、ミックスに入りますので」
師匠「おっ」※意味に関しては第4回を参照

曲スタート…そして一通り聞き終わった後…

光吉「どうすかね?」
師匠「う〜ん、まずさあ、これ曲の長さ、長くない?ソロを抜くとか、途中を削るとかしてさ、短くしないと何か厳しくないかなあ」
光吉「確かに全部で5分ですからね、この曲。ソロは基本的に削りたくないので他の方法で尺を短くする方向でやってみますよ、あとは?」
師匠「あとさー、転調のブリッジの所って短くできんじゃん、それとサビ前もっとトリッキーに…」

結果的に師匠からのダメだしは
10項目にも及んでしまい、私のアレンジ終了はまた遠のいてしまいました。しかし、言わんとしている事は、何となくわかるので、とりあえずその対応をする事になりました。では数々の師匠チェックによる変更点を聞いて頂こうと思います。


「Aメロ前の展開をもっと短く!」(師匠談)
全体の曲の長さを短くしよう、と言う部分に起因しているのですが、この部分が長いのも気になる、と言う事で指摘された部分です。が、この長さにしたのには理由がありまして、前の回でも書きましたが、私の声域に合わせる為の転調を曲の中で何回かやっているので、それをスムーズに聞こえさせる為の「つなぎ」として、この部分がこの長さ必要でした。これを短くする、と言うのは色々悩んで、ふっく福山にもアイデアをもらいつつ、結局「じゃあ、もう短くするんだったら思い切って短くしよう!」と半ば投げやりに思いこうなりました。

SSS_arng_15.mp3(124k)

歌、入りにくいかな〜。まあ、いいか、やってみよう!とりあえず。


「サビ前をトリッキーに!」(師匠談)
サビとは、様は曲の中で一番盛り上がる部分、CMに使う時はまず曲の中のこの部分を使うと言う「曲の顔」とでも言いますしょうか。今回の曲に関して言えば「きーおくの中にー」の部分ですね。師匠はここに入る時に何となくサビに入っている様に聞こえる、と言う事でしたので、師匠の提案である「1小節増やして」トリッキーな感じにしてみては、との言葉通りこんな感じにしてみました。

SSS_arng_16.mp3(168k)

歌、入りにくくないかな〜。大丈夫かな、うん。


「(師匠の)ソロのバッキングにメリハリを!」(師匠談)
やはり、なんとなく同じテンションで曲が進行している事に関する改善案としてだと思います。ここも思い切ってドラムとベースだけにしてみました。

SSS_arng_17.mp3(76k)


「一旦抑えて、それから盛り上がれ!」(師匠談)

「ひ〜かりの中〜」と歌う、最後の盛り上がり前の部分ですが、これもずっと同じテンションで行ってる為、かなり落としてから、少しずつ盛り上がる様にとの事でしたので、こんな感じにしてみました。

SSS_arng_18.mp3(144k)


「し〜る〜」に!
現状、コーラスを撮り直していないので、この様になっていますが、勿論本番までには入れ直しておきます。

SSS_arng_19.mp3(156k)


いやいや、変えた変えた。かなりメリハリがついてきましたね。そんなこんなで師匠からのチェックを全てクリアにし、一応完成!と言う事になりました。後は大会当日をお楽しみ下さい!では最後に本日の一言、ファイナルはこちらです!

アレンジとは原曲の良さを残しつつ、更に曲をより良くする技術なり

それでは全6回、最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました!次はライブパフォーマンス編でお会いしましょう!(無いって)
See Ya!!!


■校長より一言...。

曲の盛り上がりには音数を足すとかリズムを細かくするとか転調するとか色々あるが、基本的に上限がある。
でも、もっと盛り上げたい〜って場合はそこに行く前にテンションを一度落とす手が有効。

今回の曲は全てが盛り上がりになっているので(
ゲーム中に使用するにはこの方が良いが)、落とすところを入れていくと曲としてメリハリが出てくるのだ。


ところで光吉、サウンドクリエーターに「ライブパフォーマンス」は関係ないって。
普通は。
でも、HMでは結構大事だったり...。

それでは大会当日会おう!

2002/24/ Hiro校長